ArcGIS Data Reviewer エクステンションを使ったデータの品質管理 – トポロジ ツールとの違い –

ArcGIS 10.3 for Desktop から新たにサポートを開始した、データの品質管理を行うことのできる ArcGIS Data Reviewer エクステンションは、以前の記事でご紹介したように、データの整合チェックを行う機能が含まれています。
しかし、以前からあるジオデータベース トポロジでもデータの整合性を確認することが可能です。今回は ArcGIS Data Reviewer とジオデータベース トポロジは一体何が違うのか?についてご紹介します。

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ArcGIS Data Reviewer とジオデータベース トポロジの比較は以下の表のようになっています。

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ArcGIS Data Reviewer は ArcGIS for Desktop のエクステンション製品であるため、全てのライセンス レベルで使用可能です。ジオデータベース トポロジではジオデータベース内データセット単位のフィーチャクラスに対して空間的な整合チェックを行いますが、ArcGIS Data Reviewer では空間的だけでなく属性などの非空間的な情報や、ジオデータベース以外の様々な形式のデータに対しても整合チェックを行うことができます。整合チェックの項目については、ArcGIS Data Reviewer 自動レビュー チェック項目をご参照ください(Esri 製品サポートへのログインが必要です)。また、エラーの状態や修正状況などを追跡したりレポートとして出力したりすることも可能です。

製品の概要をつかんでいただくために、無償のワークブック(Esri 製品サポートへのログインが必要です)や有償のトレーニングもご用意しています。また、このエクステンションにご興味のある方は、弊社お問い合わせページからお問い合わせください。
高品質なデータを作成するために、ぜひ ArcGIS Data Reviewer エクステンションをご利用ください!

■関連リンク
ArcGIS 10.3 新機能紹介ページ

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