ArcGIS Pro 1.2 をリリースしました ~新機能のご紹介~

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ArcGIS for Desktop アプリケーションのひとつである ArcGIS Pro がバージョンアップし、多くの新機能が追加されました。より使いやすく、そしてより高度で直感的なデータ表現と共有が可能になっています。今回は、新機能の中でいくつかを抜粋してご紹介します。

01


ベクター タイルの作成
ArcGIS Pro 1.2 はベクター タイルが作成できるようになりました。ベクター タイルは画像タイルのようにスケールに応じて高速にデータを表示することができます。作成したベクター タイル パッケージ(*.vtpk)は ArcGIS Online または Portal for ArcGIS で公開することができます。

3D ローカル シーンの公開
投影座標系を使用しているローカル シーンを Web 上に公開することができるようになりました。このことにより、局地的な 3D シーンを共有することができます。公開した Web シーンは ArcGIS Pro またはシーン ビューアーで表示することができます。

02


スマート マッピング
シンボル設定に新しくヒートマップコロプレス ストレッチ シンボルが加わりました。ヒートマップはポイントの密度の特徴を視覚化することができます。ストレッチ シンボルではヒストグラムを見ながら閾値を調整することができます。
マルチ スケール マップに対応する機能として、シンボル クラスごとの表示範囲をスライダーを使用して対話的に設定できるようになり、マップのスケールに応じて表示/非表示が切り替わります。またスケールに応じてシンボル サイズ(または線や輪郭幅)が見やすいサイズになるように調整できるようになりました。

03


アニメーション
マップまたはシーンでアニメーションが作成できるようになりました。タイム スライダーやレンジ スライダー、ブックマークなどからキャプチャした範囲を自動再生できます。作成したアニメーションはムービーとしてファイル形式にもエクスポート可能です。

04


マップ シリーズ
1 つのレイアウトを使用して、複数ページの印刷用地図を作成できるようになりました。マップ縮尺や範囲、回転角度を個別に調整して出力することが可能です。

05


ライセンス
これまで ArcGIS Pro は指定ユーザー ライセンスで管理されていましたが、2 つの新しいライセンス モデルが加わり、単独使用ライセンスと同時使用ライセンスが利用できるようになりました。同時使用ライセンスではライセンス マネージャーからライセンスを切り出して利用することが可能です。

ますます高機能で使いやすくなった ArcGIS Pro を是非ご利用下さい!
新機能の詳細につきましては、ArcGIS Pro ヘルプをご参照ください。
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