「気象と GIS ?」気象ビジネス推進コンソーシアムでの発表資料の公開

気象予警報のXML活用(サンプル)アプリ

1 月 30 日に行われた平成 30 年度第 4 回気象ビジネス推進コンソーシアムセミナーで、弊社社員が「気象と GIS ?」と題して発表した資料を、ダウンロード可能な資料として公開します。

本発表は、弊社が「気象データと GIS」のギャップを埋めるために取り組んできた活動や、1 月 25 日に気象庁が公開した「気象庁防災情報 XML で用いる予報区等の GIS データ」と「予警報の XML」を活用したデモをはじめ、「気象と GIS」をキーワードにしたさまざまな国内外の事例について紹介しました。

気象予警報のXML活用(サンプル)アプリ

気象予警報の XML 活用 (サンプル) アプリケーション

発表資料および概要は次のとおりです。

【発表資料】
 気象と GIS ?

【資料概要】

・気象と GIS ? なぜ
弊社が国内の「気象データと GIS」のギャップを埋めるために取り組みをはじめたきっかけや、当時の苦労話について紹介しました。

・気象データ変換ツール
気象データ変換ツールの開発コンセプトや、2011 年 6 月の初期リリースから現在までの進化の過程を振り返り紹介しました。

・気象オンラインサービス
気象オンラインサービスの開発コンセプトや、利用開始までのステップを紹介しました。

・気象予警報の XML 活用 (サンプル)
1 月 25 日に公開が開始された「気象庁防災情報 XML で用いる予報区等の GIS データ」と「予警報の XML」を使って、予警報の情報がリアルタイムに更新されるサンプル アプリケーションを、デモンストレーションを交えて紹介しました。

・ひまわりの GIS 分野での利用例 (サンプル)
今回のセミナーの別枠で気象衛星が紹介されるのにあわせ、NetCDF や GRIB2 形式で提供されている気象衛星ひまわり 8 号・9 号のデータプロダクトを、ArcGIS を使ってさまざまな可視化や解析などに活用できることを紹介しました。

・[TIPS!] ArcGIS で 気象庁 GRIB2 を使えるか ? を見分けるコツ
気象データの GRIB2 形式でも、現状では ArcGIS でそのまま読み込み可能なものと、そうでないものがあります。弊社が取り組んできた中で、気象庁の配信資料に関する技術資料で入手可能な技術資料から、簡単に見分けるコツを紹介しました。

・気象と GIS をキーワードにしたさまざまな事例の紹介 (国内/海外)
弊社ホームページに記載されている気象と GIS に関する事例や、海外での気象と GIS をキーワードにした、さまざまな事例を紹介しました。

【気象ビジネス推進コンソーシアムについて】

弊社も加入していますが、気象ビジネス推進コンソーシアムは、多様な気象データを高度利用し、我が国における産業活動を創出・活性化を目指す組織で、事務局は気象庁に置かれています。現在、産業界における気象データの利活用促進の取り組みに資するべく、平成 30 年 8 月~平成 31 年 3 月の期間限定で、気象庁の過去の観測・予測データの一部を試行的に無償で提供しています。

関連リンク

研究集会の発表資料「ArcGIS での気象データの利用」を公開します!
気象データ変換ツール
気象オンラインサービス
気象庁 – 配信資料に関する技術情報
気象庁 – 気象データ高度利用ポータルサイト
気象庁 – 予報区等GISデータの一覧
気象衛星センター – ひまわりサンプルデータ (NetCDF)
気象ビジネス推進コンソーシアム

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