フォーム入力型の現地調査を行うためのアプリ、Survey123 for ArcGIS が 2 月 27 日に Ver. 3.3 へバージョン アップしました。今回のバージョン アップで追加された主な新機能を本ブログでご紹介します。
Survey123 Web デザイナー
・質問タイプの拡充
[設計] タブに新しい質問タイプ [日時] が追加され、日付と時刻の両方を一つの質問(フィールド)の中に保存できるようになりました。
・カスタム テーマの拡充
[設計] ページにある [表示設定] タブでは、背景の色や文字の色などの詳細設定ができ、独自の見栄えの調査票を作成できます。今回のアップデートでは、既存の調査票に利用されているテーマをインポートすることができるようになりました。
・[データ] ページの操作性の向上
Web デザイナーで作成した調査票で収集したレコードに対して、編集/削除が [データ] ページから行うことができるようになりました。
・[解析] ページのワードクラウドの強化
[テキスト] で収集された結果を、[単語の表示] / [回答の表示] のどちらで表示するか切り替えられるようになりました。
Survey123 Connect
・カスタム画像の適用
[ジオポイント] で位置情報を取得する際にカスタム画像 (.png のみ指定可能) を設定することができるようになりました。[調査コンテンツ フォルダー] の 「media」フォルダーに指定したい画像を格納し、[geopoint] の [appearance] 列に 「symbol=xxx.png」と入力します。
フィールド アプリ
・外付け GNSS 機器のサポートが拡張
satellitesInUse、positionSourceInfo.deviceName など pulldata で取得できるパラメータが多数追加されました。
役立つ機能がさらに追加された Survey123 を今後もぜひご活用ください。
なお、Android 版の Survey123 (バージョン 3.1.158) 以降で、日本語入力ができない重要な不具合が発生しています。Android でご利用の方で、既にアップデートした場合は、当面の対処方法として Survey123 Classic をインストールしてお使いください。詳細は、FAQ「Android 版の Survey123 フィールド アプリの不具合について」をご覧ください (ESRI 製品サポートのログイン ID が必要です)。
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