最近、蒸し暑い日が続いていますね。
日本では、1933 年 (昭和 8 年) の 7 月 25 日に山形県山形市で 40.8℃ となる最高気温が記録されたことを記念し、7 月 25 日が「最高気温の日」となっています。
統計局では、様々な統計データを PDF や Excel 形式で公開しており、ダウンロードすることが可能です。今回は、「世界の統計2019」から最高気温の日にちなんで、世界各地の最高気温統計データ(※)を ArcGIS Pro を使用して地図上に可視化してみました!
※月別の累年平均値(1981年から2010年まで)のうち、最高月の数値
Excel をテーブルに出力
ArcGIS Pro では Excel ファイルを読み込むため [Excel → テーブル]というツールがあります。このツールを使用して、Excel ファイルをテーブルとして出力します。
詳しくは下記 FAQ をご参考ください。
・ArcGIS Pro: Excel ファイルのインポートとエクスポートを行うには
・ArcGIS Pro: Excel ファイルの読み込み方と注意事項
※Esri 製品サポート サイトへのログインが必要です。
テーブルからポイントを作成
マップに追加されたテーブルには XY 座標値が含まれているので、[XY テーブル → ポイント] ツールを使用し、ポイントを作成します。
マップに追加されたポイントを各国の最高気温がわかりやすいように、等級シンボルで表示し、レイアウトとして作成したものが下記となります。
※データは「世界統計2019」第 1 章地理・気象 1-4 気象(総務省統計局) からダウンロードした Excel を編集し、使用いたしました。
いかがでしたか? ArcGIS 製品では、Excel のデータも簡単に可視化を行うことが可能です。お持ちの Excel データを可視化してみようというきっかけになれば幸いです。
梅雨が明けるとさらに気温が上がり、熱中症対策が必要になってきますね。みなさま、体調にお気をつけてお過ごしください。