ArcGIS QuickCapture バージョン 1.6 の新機能紹介

Microsoft Store

大きなボタンでデータを入力できる現地調査アプリ ArcGIS QuickCapture が、2020 年 7 月 7 日にバージョン 1.6 にアップデートされました。本ブログ記事では今回のバージョンで追加された主な機能をご紹介します。

モバイル アプリ

モバイル デバイス同士でプロジェクトを共有

ダウンロードしたプロジェクトのリンクや QR コードを表示して、モバイル デバイス同士でプロジェクトの共有が可能になりました。現地で他の作業員がすぐに同じプロジェクトを利用できます。プロジェクトの i ボタンをタップして、プロジェクトの詳細画面からリンクや QR コードの取得が可能です。

プロジェクトの共有

Microsoft Store からインストール

Windows 端末で QuickCapture を利用したい場合、Microsoft Store を利用してインストールすることが可能になりました。

Microsoft Store

Web サイト (デザイナー)

グループのメンバーでプロジェクトを編集

ArcGIS Online ではメンバー共同でアイテムを編集できるグループを作成することができますが、このグループにプロジェクトを共有すると、そのグループのメンバーはプロジェクトを編集、変更できるようになりました。

グループのメンバーでプロジェクトを編集

位置の変更をさせない設定

QuickCapture で取得した情報は、ある一定時間内であればその位置を変更できますが、この変更をさせない設定が追加されました。[位置情報の編集を許可] をオフにすると、モバイルでは [編集] のボタンが表示されなくなり、ボタンを押した時点でデータの位置が完全に確定します。

位置の変更をさせない設定

カスタム テンプレート ギャラリーの作成

プロジェクトをテンプレートから作成する機能に、組織のテンプレートを利用する設定が追加されました。プロフィールのアイコン → [管理者設定] → [組織のテンプレート] のチェックボックスをオンにして、QuickCapture のプロジェクトが共有されている組織のグループを指定しておくと、新規でプロジェクトを作成する際、そのグループのプロジェクトをテンプレートとして再利用することができます。

カスタム テンプレート ギャラリーの作成

その他の機能の改善につきましてはヘルプをご覧ください。国内サポートを開始したばかりの ArcGIS QuickCapture をぜひお試しください!

■関連リンク
ArcGIS Online 製品ページ
ArcGIS QuickCapture 製品ページ
ArcGIS QuickCapture リソース ページ

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