2021 年 5 月 20 日、ArcGIS Platform (PaaS) の国内サービスを開始しました。
ArcGIS Platform は、開発者のための PaaS (Platform as a Service) 製品でロケーションサービスを提供します。ArcGIS では、SaaS (Software as a Service) の ArcGIS Online、 Software の ArcGIS Pro、Server Software の ArcGIS Enterprise に加えて、PaaS (Platform as a Service) の ArcGIS Platform が加わりました。
ArcGIS Platform とは
ArcGIS Platform は、市場をリードするマップとロケーションサービスを Platform as a Service (PaaS) として提供します。高品質なロケーションサービスを使用して、位置情報をアプリやビジネスシステムに統合することができます。ArcGIS Platform は SDK、API、ローコード オプションの全てを提供しています。さらにオープンソース API や開発者が利用している Web フレームワークと連携して開発することができます。マップとロケーションサービスを製品、ソリューション、およびシステムに組み込む必要があるソフトウェア開発者、企業、組織にとって、お手頃な価格でオープンな位置情報にフォーカスした PaaS です。
新しい機能
- 3rd party オープンソース クライアントの使用をサポート
- Esri オープンソース プロジェクト
- オープンソース クライアントを使用したガイドの提供
- 開発者用のリソースとツール
- デザイン システム
- ローコード/ノーコードビルダー
- マーケットプレイス
- API キーの利用
※オープンソースの詳細については、製品ページ ArcGIS Platform の API/SDK をご参照ください。
ビジネスモデル
- API キーを利用した価格モデル
- 全てのサービスが完全従量制
- 無償サービスから使用することが可能
- 例:ジオコーディングサービス (結果を保存しない) が 2 万件までは無償、それを超えると有料
- 使用量に応じた価格の見積りが可能
※ビジネスモデルの詳細については、製品ページ ArcGIS Platform の価格をご参照ください。
ArcGIS Developers 開発リソース集
ArcGIS Platform を利用した開発を始める方のために ArcGIS Developers 開発リソース集に各種ガイドを整備しています。開発者アカウントの作成、API キーの取得、ロケーションサービスの利用、API/SDK を利用したアプリ開発、セキュリティ、運用 (ライセンス認証)」と ArcGIS Platform を利用した開発の基本的な流れを紹介していますので、開発する際にはぜひご活用ください。
ArcGIS Developers 開発リソース集
10 月 22 日 (金) には「ArcGIS Platform 活用ウェビナー ~オープンソースのライブラリを使用した地図アプリ開発ハンズオン~」を開催します。前半は ArcGIS Platform の概要や活用事例のご紹介、後半は実際にオープンソースのマッピングライブラリ「Leaflet.js」とそのプラグインとして公開されている「Esri Leaflet」をはじめとした ArcGIS Platform で API を利用したルート検索アプリの開発についてハンズオン形式でご紹介します。聴講のみのご参加も可能ですので、ご興味のある方はお申込の上、是非ご参加ください。
■関連リンク
ArcGIS Platform:
ArcGIS Developers:
Esri 社 (米国) ArcGIS ブログ:
・ArcGIS Platform: Build innovative solutions with high-quality location services