移動中でもボタンひとつでデータをすばやく収集できる現地調査アプリ、ArcGIS QuickCapture が 2021 年 8 月 5 日にバージョン 1.10 にアップデートされました。本ブログ記事では、今回のバージョンで追加された主な機能をご紹介します。
複数枚写真の添付
あるボタンをタップして記録する調査対象に複数枚の写真を添付できるようになりました。写真の最小/最大値を Web アプリで指定でき、最小値は 0 (写真の添付を任意にする) から、最大値 は 5 までです。調査対象物の複数視点からの状況を写真で記録したい場合などに便利です。
複数のプロジェクト ユーザー入力に対応
プロジェクト ユーザー入力とは、ボタンを押す前に、ボタンに定義されている値とは別の任意のデータを調査員が入力できる機能です。本アップデートでは、1 つのプロジェクトに 最大 3 つのプロジェクト ユーザー入力が利用できるようになりました。
なお、プロジェクト ユーザー入力の設定はボタンの [データ] タブに移動しました。
アイコン ギャラリーの追加
ボタンに適したアイコンを簡単に表示できるアイコン ギャラリーが追加されました。
ボタン ユーザー入力で選択リストに対応
ボタン ユーザー入力は、調査員がタップしたそのボタンに限りデータを入力できる機能です。本アップデートでは、選択リストを設定できるようになり、調査員がキーボードを操作することなく、リストから選択してデータを入力できるようになりました。
その他の機能の改善につきましてはヘルプをご覧ください。
QuickCapture は今年にもう一度、位置情報の追跡機能の追加などを含むアップデートが計画されております。今後の情報もぜひお楽しみに!
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