参照テーブルの追加やバナーのカスタマイズ、チャート画像の出力などの新機能を備えた ArcGIS Insights の最新バージョン 2021.3 をご紹介します。
ArcGIS Online 版はすでにご利用いただけます。ArcGIS Enterprise 版は 10 月中の国内提供開始を予定しております。
ArcGIS Insights は BI ライクなワークフロー、オープン データ サイエンス、GIS 機能を組み合わせた、セルフサービスの位置情報分析アプリケーションです。
本記事では、注目の新機能の一部をご紹介いたします。
参照テーブルの追加
従来から存在するサマリー テーブル (集計結果を表示するテーブル カード) に加え、新たにデータの詳細を確認できる「参照テーブル」カードが追加されました。他のカードやウィジェットと連携しながら集計していないそのままの形式でデータを確認できます。
また、使用するフィールドの選択や、テーブルのセルの色などの設定も可能です。
データ ソースの確認が可能に
解析ビューでは、データセットのソースを確認できるようになりました。
バナーとロゴのカスタマイズ
ワークブックのバナーとテキストの色、さらにアイコンの画像を自由に選ぶことができるようになりました。
チャートを高画質画像で出力可能に
チャート カードを反転させると、新しいバージョンでは、チャートを高画質画像としてエクスポートするオプションが追加されています。ドキュメントやスライド プレゼンテーション等にご利用いただけます。
(また、ページを共有した場合に、閲覧者がエクスポートできるようにするか否かをコントロールすることができます。)
このほか、Snowflake, BigQuery 接続におけるスキーマの選択オプションやさらなる空間機能の追加なども行われています。
この記事でご紹介しきれなかった ArcGIS Insights 2021.3 の新機能や詳細につきましては ArcGIS Insights 新着情報ページや Esri ヘルプ ドキュメント ページをご覧ください。
ArcGIS Insights を試すには?
製品をお持ちでない方は ArcGIS Insights トライアルにお申し込みいただくことで、気軽にお試しいただけます。
注) バージョンアップされた内容を確実にご利用いただくために、お使いの Web ブラウザーのキャッシュを削除してください。主な Web ブラウザーのキャッシュ削除方法については、以下のリンク先をご参照ください。
Microsoft Edge の閲覧履歴を表示または削除する
Firefox のキャッシュを消去するには
Google Chrome: 閲覧データを削除する
Insights の使用例
ArcGIS Insights Gallery にはさまざまな例が紹介されています。
10/28 は「パンダの日」だそうですが、中国のパンダ外交についてまとめた Insights ワークブック (英語) が最近公開されました。ぜひご覧ください。
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