Web サイトの構築やオープン データを公開できる ArcGIS Hub が 2022 年 5 月にアップデートされ、新しいオープン データのダウンロード機能 (ベータ版) がリリースされました。今までのダウンロード機能と比べ、信頼性が高く、高性能になりました。
このダウンロード機能を使用することで、下記の 3 点を軽減することが期待されます。
- 大容量のデータ セットをダウンロードする時に発生するタイムアウト
- エラー メッセージの曖昧さ
- 古いバージョン ファイルのダウンロード
設定方法
- サイトまたはイニシアティブを編集モードで開きます。
- 編集ナビゲーション バーの 2 つ目のドロップダウン メニュー (サイトまたはイニシアティブ名が表示) → [コンテンツ ライブラリ] をクリックします。
- 設定するコンテンツをクリックし、[コンテンツ詳細] ページに移動します。
- 下記の 2 つのチェック ボックスをオンにし、[保存] をクリックします。
ダウンロード ページに移動すると、ファイル形式の種類が追加され、利便性が向上していることもお分かりいただけるかと思います。
※ベータ版のため、ダウンロード ファイルの名前はランダムな文字で生成されます。
今後の予定
- 2022 年 5 月
- ArcGIS Hub でホスト ダウンロード (本機能) のベータ版が使用可能に
- 2022 年夏頃
- フィードバックに基づき、ホスト ダウンロード機能を強化
- 2023 年以降
- ArcGIS Enterprise Sites でのホスト ダウンロードのサポート
信頼性・利便性が向上した高性能な新しいダウンロード機能を是非ともお試しください!
また、米国 Esri 社では、本機能に関するお客様のフィードバックを受け付けています。ご意見ご感想がありましたら、フォーム (英語) よりお送りください。
※上記の内容は米国 Esri 社のブログ記事「A New (Beta) Download Experience in ArcGIS Hub」の内容を抜粋し、翻訳・加筆したものです。