紙を使って現地調査を行うときに、「調査件数が多くて集計が大変」、「記入漏れがある」、「現地で撮った写真と調査結果の紐づけが大変」、「調査結果をどこで収集したのかわからない」などとお困りのことはありませんか?
このようなお悩みは、ArcGIS の現地調査アプリを使うと解決できます。スマホやタブレットで収集した内容はクラウド上で自動集計されますし、設定によって回答を必須とすることもできるので入力漏れを防ぐことができます。また、写真や位置情報もセットで収集できます。
現地調査アプリには、地図ベースの ArcGIS Field Maps、調査票ベースの ArcGIS Survey 123、ボタンをタップするだけでデータ収集できる ArcGIS QuickCapture の 3 種類あり、利用スタイルに合わせて使い分けることができます。さらに、ダッシュボード アプリの ArcGIS Dashbords と連携することで、現地で調査した結果や現地調査員の位置をリアルタイムにダッシュボードに反映できるので、調査員の帰還や結果の集計完了を待つことなく本部ですぐに情報を把握できます。実際に現地調査アプリとダッシュボードの連携は圃場の調査業務や、防災対策、災害廃棄物処理、イベント運営などさまざまな場面で利用されています。
さまざまな分野で活用できて便利そうだけど、いくつもアプリがあって、それを連携して使うとなると、なんだか難しそう、という印象を持たれるかもしれません。そのような方におすすめなのが「スマホ・タブレットで現地調査」トレーニング コースです。
スマホ・タブレットで現地調査 トレーニング コース
このコースは、現地調査の準備、調査、集計、結果公開という一連の作業を ArcGIS で行う方法を 1 日で学習することができます。内容は次の表のように、ArcGIS Field Maps、ArcGIS Survey 123、ArcGIS QuickCapture のそれぞれの特徴や操作方法を実際に手を動かしながら習得します。 最後の第 6 章では、第 3 章で集計した調査結果をもとにダッシュボードを作成し、現地調査を行った結果をリアルタイムに反映させる方法を学習できます。
このトレーニングは、受講者様のご都合の良い日程や場所で実施する、オンサイト トレーニングとして開催しています。対象者は屋外で GIS データやマップを利用したい方や現地調査とデータ・編集作業を効率よく行いたい方で、スマートフォンやタブレットをご用意できる方でしたらどなたでも受講が可能です。ご興味がある方は、ぜひお問い合わせください。