はじめに
2025 年 1 月 29 日から 31 日にかけ、地理空間情報と衛星測位の利活用を推進するためのイベント「G空間EXPO 2025」が東京ビッグサイトで開催されました。今年で 14 回目を迎えるこのイベントは、国際宇宙産業展、防災産業展、グリーンインフラ産業展と同時開催され、これまでよりも大規模に行われました。参加者も、3 日間の合計で 25000 名を超えるなど、大盛況でした。
また、29 日には同施設の会議棟で、「第16回地理院地図パートナーネットワーク会議 」が開催されました。こちらも地理空間情報活用の情報共有・意見交換の場として大きな役割を持っています。
私達 ESRIジャパンはこれらのイベントで出展、発表をさせていただきました。
G空間EXPO 2025
ブースの様子
G空間EXPO 2025 では、地理空間情報フォーラムでの展示を行いました。のべ 150 名以上の方にお立ち寄りいただき、製品や事例のご紹介を行うとともに、地理情報の活用方法などをお話することができました。
今回はデモンストレーションとして、開発者製品の ArcGIS Maps SDK for Unity を活用した VR 避難シミュレーションと、ArcGIS の様々な 製品で作成した デモセット Web アプリケーションを展示しておりました。
VR 避難シミュレーションでは、学生さんや普段 VR に触れる機会のない方々に楽しんでいただき、ArcGIS ではどんなことができるのかを体感していただくことができました。
デモセット では、活用事例から新機能を用いたデモンストレーションまで幅広く Web アプリケーションをご用意しておりました。こちらも ArcGIS がどのように使われているのかを知っていただくうえで、非常に好評をいただきました。
第16回地理院地図パートナーネットワーク会議
地理院地図パートナーネットワーク会議では、弊社の神谷が登壇し、「ArcGISでの地理院地図・地理院タイルの活用について」というテーマで発表を行いました。当日は 50 席ほどの会場がほぼ満員となり、オンラインからも多数ご参加いただきました。
内容としては、ArcGIS による地理院地図への連携と、ArcGIS が提唱するオープン ビジョンへの取り組みをご紹介しました。
オンラインの録画が後日公開予定ですので、興味のある方は、地理院地図パートナーネットワークの公式 YouTube チャンネルからご覧ください。
発表の様子
おわりに
G空間EXPO 2025、並びに第16回地理院地図パートナーネットワーク会議は、どちらも地理情報技術の情報発信の場として、非常に有意義なイベントでした。特に G空間EXPO は昨年までと比にならないほど大規模になり、様々な職種、業種の方とお話しすることができました。お越しくださった皆様、ありがとうございました。
今後も、私達は継続してイベントなどで情報発信をしてまいります。5 月には第22回 GIS コミュニティ フォーラムも予定しております。是非こちらもご参加ください。