12 月 20 日に ArcPad の最新バージョン 10.0.3 を日本国内でリリースしました。以前のリリースからの問題が複数改善されたことに加え、AXF ファイル(ArcPad 独自のデータ形式)に関する新機能なども追加されており、より使いやすくなりました。
ArcPad 10.0.3 の新機能
■AXF ファイル リーダーで、AXF ファイルを ArcGIS Desktop 上で直接読み込む
バージョン 10.0.2 までは AXF ファイルを ArcGIS Desktop 上で直接表示させることはできませんでしたが、 10.0.3 から AXF ファイル リーダーを使用すると ArcGIS Desktop 上で AXF ファイルの読み取りが可能となりマップ上にデータを表示できるようになりました。また、AXF ファイルをシェープファイルやジオデータベース フィーチャクラスにエクスポートすることもできるようになりました。これにより、ArcPad のデータを ArcGIS Desktop 上で以前よりも簡単に取り扱えるようになりました(日本語のファイルは未対応)。
■Python スクリプトを ArcPad 上で利用する
Python スクリプトを ArcPad で認識できるようになりました。ArcPad Studio や他のスクリプト エディタで新しい Python ソース ファイルを作成することができ、それを ArcPad で実行するように選択できます。この機能を使用するには、Python と PyWin32 Python Extensions for Windows が必要になります。
■関連リンク
ArcPad 10.0.3 は以下のページからダウンロードすることができます(保守有効ユーザ様のみ)。
ESRIジャパン Webサイト:ArcPad 製品ページ
http://www.esrij.com/products/arcgis/mobile/arcpad/