ArcGIS 10.1 では、LIDAR(Light Detection And Ranging)データの高速表示が可能になります!
LIDAR から取得された LAS ファイル(点群)を使用してデータセットを作成できます。
これまで、LAS ファイルを利用するには、マルチポイントに変換する必要がありましたが、10.1 では、複数の LAS ファイルをフォーマット変換することなく仮想的に 1 つのデータセットとして扱うことができ、Desktop アプリケーションで、高速に描画することができるようになります。
点群データの表示や TIN サーフェスや傾斜角の表示といったレンダリングも簡単に行えます。ArcGIS for Desktop Standard(旧名:ArcEditor)以上をお使いの方は、LAS ファイルを モザイク データセットに格納することもできますので、画像解析にも利用できます。
建物や地形といった標高モデルの描画を行ったり、高さや距離の計測や断面図の作成などの機能もあります。
フォーマット変換を行うことなくレンダリングなどを行えますのでバージョン 10.0 よりも快適に利用することができます。
■関連リンク
・ArcGIS 10.1 から製品名が変わります!!