ご好評をいただいているエリアマーケティング GIS、商圏分析ツールの決定版、Esri Business Analyst 10 の標準搭載データに平成 22 年国勢調査がバンドルされました。最新のデータで皆様のビジネスをサポートいたします。
(下図は高齢者夫婦世帯数と平成 17 年~ 22 年にかけての人口伸び率をクロスしたマップ)
また、新しくなったデータはそれだけではありません。
- 国勢調査データには従来の都道府県、市区町村、町丁・字に加え、より詳細な基本単位区のデータが追加されました。
- 背景地図が新しくなりました。
- ジオコード用住所データが新しくなりました。
新しい要素である「基本単位区」のデータについて、ご紹介いたします。
これまでの「町丁・字」単位では、以下の図のように商圏分析をする際のデータ集計時に「町丁・字」の一部のみが商圏と重なる場合でも面積按分で集計値を取得するのが一般的でした。
一方、「基本単位区」のデータは以下の様な点のデータとなります。そのため、「町丁・字」の中でもエリアによる偏りなどをより詳細に分析することが可能です。
前述のそれぞれの方法(面積按分と基本単位区集計)で同一商圏内の人口総数、世帯総数を集計すると、以下のような違いが発生することがわかります。より現実に近い基本単位区データによる集計の活用をお奨めします。
- 面積按分集計: 4,992 人/2,006 世帯
- 基本単位区集計: 2,971 人/1,490 世帯
新しいデータを搭載し、さらに強力になった Esri Business Analyst にご興味をもたれた方は、ぜひお問い合わせください。
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