Microsoft Office のアドインとして Excel / PowerPoint 上でマップを利用することができる ArcGIS Maps for Office バージョン 4.0 の国内サポートを 3 月 25 日より開始しました。
製品名が、バージョン 4.0 より「Esri Maps for Office」から「ArcGIS Maps for Office」 へ変更されました。
※ご利用いただくには、ArcGIS Online または Portal for ArcGIS の指定ユーザー アカウントが必要です。
ArcGIS Maps for Office バージョン 4.0 の主な新機能は下記の通りです。
▼最適な地図表現ができる「スマート マッピング」機能の追加
「スマート マッピングでデータの地図表現をより簡単に その①」で紹介した ArcGIS Online の「スマート マッピング」機能の一部を Excel 上で利用することができます。データの属性に応じて、シンボルの大きさ、色、ヒートマップなどの最適な表示スタイルから選ぶことができます。年齢や金額などの数値データの場合は、さらにデータの分類方法や閾値も柔軟に設定を行うことができるようになりました。
▼時間の経過を把握できる「タイム アニメーション」機能の追加
Excel データとして日付および時間を含むデータをお持ちの場合、時間軸のアニメーションで確認することができます。たとえば、台風や雷が 1 時間の間にどこへ移動したか、1 年を通してどこで地震が起きたか、アニメーションを通してデータの軌跡を把握できます。
▼PowerPoint のデザインをリニューアル
PowerPoint にマップを追加する方法が新しく変わりました。マップの配置レイアウトを 4 パターンから選べるようになり、利用用途に合わせてより自由にデザインされた PowerPoint 資料を作成できます。スライドショー モードに切り替え、追加したマップを操作しながら効果的な発表を行うことができます。
▼マップ上で絞り込んだフィーチャのみスプレッドシートで表示
マップ上で選択したデータのみを Excel 上で表示することができます。たとえば、マップで選択した駅から 500m 以内に含まれる顧客のみを Excel で絞り込んで表示することができるようになりました。
詳細につきましては、ArcGIS Maps for Office の製品ページをご覧ください。
■関連リンク
・ArcGIS Maps for Office
・ArcGIS Maps for Office トライアル
・ArcGIS Online