ArcGIS Image for ArcGIS Online をリリースしました!

クラウド GIS である ArcGIS Online 上で、画像やラスターのホスティング、ストリーミング、解析ができる、ArcGIS Image for ArcGIS Online をリリースしました。

ArcGIS Image for ArcGIS Online の特長

GIS ワークフローに画像をシームレスに統合

画像やリモート センシング データは、今やあらゆる業界のほとんどの GIS ワークフローの基礎となる情報源となっています。例えば、画像は気候変動に対する戦略の策定や、農作物の収穫量の最大化など、さまざまな場面で活用されています。ArcGIS Online でベクトル データと画像データを組み合わせることで、状況認識と業務効率を向上させることができます。

大量の画像コレクションに簡単にアクセス

個人がハードディスクなどで個別に画像を管理するのではなく、必要な人に必要な画像を提供することで、画像の価値を高めることができます。画像やラスター コレクションをホスト、管理し、タイル形式のダイナミックな画像レイヤーとしてストリーミングし、すぐに表示、分析できるようにします。大規模な建設現場、景観、イベント後の画像、オルソモザイク、標高、多次元ラスター、主題図などを一般に配信したり組織内で共有できます。

シンプルな画像管理

Web ブラウザーから 4 つのステップで簡単に画像を管理できます。また、Esri 社が管理する安全でスケーラブルなクラウド上で、パフォーマンスの高いサービスとして画像を扱うことができ、インフラストラクチャのコストと管理を削減できます。

豊富な解析機能

地域、都市、国、全世界など、さまざまなスケールでの画像解析とラスター解析を実行することができます。組み込みの解析ツールを利用できるほか、カスタム ラスター関数を使用して、柔軟に解析フローを作成することができます。以下に解析の例をご紹介します。

  • 変化の検出: ディープ ラーニングを応用して、建築物や自然環境の画像を解析します。
  • 資産の検査: 資産やインフラの画像をアップロードし、画像処理・解析を行うことで、資産の状態を評価します。
  • 植生のモニタリング: マルチバンド画像を解析し、植生の生育状況や健康状態を抽出します。
  • 水文解析: 下流域を特定して、利用可能な水の供給量を予測したり、新しいダムなどの計画中のプロジェクトの環境への影響を評価したり、道路や雨水排水路の設計を行ったりします。
  • ネットワークの計画: 画像を解析して、地域間の最適な経路や接続を特定したり、野生動物の生息保護区間のコリドーを計画します。
  • 独自のワークフローを構築: ArcGIS Online のラスター関数エディターを使用して、複数のラスター関数を連結し、処理ワークフローを作成します。

ストーリーへの活用

得られた洞察をインタラクティブなアプリ、ダッシュボード、レポートとして社内外の関係者と共有し、より迅速で効果的な意思決定を促進できます。作成した画像や解析結果は、イメージ サービスとして保存されます。これらのサービスにより、ArcGIS の他の機能との統合が容易になります。

利用を開始するには?

ArcGIS Image for ArcGIS Online は、ArcGIS Online のユーザー タイプ エクステンション製品で、ArcGIS Online の Creator または GIS Professional ユーザー タイプにアドオンできます。ArcGIS Image for ArcGIS Online の製品ページよりお問合せください。

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