はじめに
ArcGIS Earth Mobile は、デスクトップで動作する 3D フリービューアーの ArcGIS Earth のモバイル版です。国内未サポートではありますが、無料で、誰でも簡単に利用できます。
本記事では、そんな ArcGIS Earth Mobile 2.0 の主な新機能をご紹介します。
新機能・機能強化
地下データの表示をサポート
ArcGIS Earth Mobile での地下データの表示がサポートされました。
サーフェスの透過設定を行うことができ、地下のフィーチャなどを確認することができます。
コンテンツウィンドウでの描画の管理
さまざまなスタイルのポイント、ライン、ポリゴンの描画を追加し、それらを編集して KML / KMZ ファイルとして保存したり、ArcGIS Online で共有したりすることができます。描画したレイヤーは、コンテンツ ウィンドウの [描画] タブで保存および管理されます。
ツアーのエクスペリエンスが向上
ジオタグ付きの写真、検索した場所または描画ポイントからツアーを作成し、ツアー経路の写真や描画ポイントにキャプションなどの情報を追加することができます。
UI の大幅改良
[データ]、[描画]、[計測]、[3D 解析]、[地下モード]、[AR モード]、[ツアー]、[トラック] など、より多くのツールを表示して簡単にアクセスできる新しい UI になりました。
ベースマップ ギャラリー、データ リスト、描画リストなど、コンテンツ ウィンドウ デザインが新しくなりました。
終わりに
その他の新機能や詳細についてはヘルプの新機能ページをご参照ください。
ArcGIS Earth Mobile (App Store、Android はこちら) はフリーで誰でも利用することができます。ArcGIS Online や ArcGIS Enterprise のアカウントをお持ちであれば、組織で共有されたコンテンツを利用することができます。ぜひご利用ください。