国内対応パックでは、日本用のシンボル スタイルや国内データに対応したデータ変換ツールなどをインストールします。ArcGIS 10.2.2 for Desktop 国内対応パックの更新プログラムを適用することで、データ変換ツールについて 2 つの機能拡張とこれまでの不具合修正を行います。
● GML 形式の数値地図(国土基本情報 20 万)データに対応 ●
国土地理院より 2014 年 10 月 17 日から提供開始された数値地図(国土基本情報 20 万)の GML 形式のデータを [基盤地図情報 (GML) のインポート] ジオプロセシング ツールで変換できるようになります。
(数値地図(国土基本情報 20 万)データはシェープファイル形式でも販売されており、シェープファイル形式のデータの場合は変換なしで利用することができます。)
変換方法は入力ファイルに設定するだけです。圧縮(zip)ファイルのまま変換することも可能です。
● 3 次元の DM (デジタルマッピング) データを Z 値を持つフィーチャクラスに変換可能 ●
座標次元区分が 3 次元(X,Y,Z)の レコードを持つ DM データの場合、Z 値を持つフィーチャクラスに変換できるようになりました。
なお、座標次元区分はレコードごとに異なります。元データの区分に準拠し変換されるため、すべてのデータが Z 値を持つフィーチャクラスに変換されるわけではありません。
また、これまで公開された ArcGIS 10.2.2 国内対応パック変換ツール用の 2 つのパッチ
・「ArcGIS 10.2.2 for Desktop 国内対応パック 基盤地図 GML 変換ツール パッチ」
・「ArcGIS 10.2.2 for Desktop 国内対応パック SIMA 変換ツール パッチ」
の修正内容も含むので、この更新プログラムを適用するだけで最新の状態になります。
更新プログラムの詳細とダウンロードはこちらをご覧ください(サポート サイトへのログインが必要)。