皆さんがお使いの GIS データ、正しく作成されていますか?地図を作成したり解析を行ったりする上で一番重要なことは、データが正しく作成されているかということです。低品質なデータは、不正確な解析結果、やり直しにかかるコストの修正、データに対する信頼の損失などの結果をもたらします。また、一言でデータ品質と言っても、クライアントや組織の要求、技術的な仕様など、データによって求められる品質はさまざまです。では、データの品質管理を行い、求められる品質を満たした高品質なデータを作成するためには、どうすればよいのでしょうか。
ArcGIS では、データの品質管理を行うための ArcGIS Data Reviewer というエクステンションを用意しています。そして、このエクステンション、今月リリースする予定のバージョン 10.3 から日本でサポートを開始します!
ArcGIS Data Reviewer は、GIS データの品質管理に特化したエクステンションです。ArcGIS Data Reviewer によって検出されたエラーは、専用のジオデータベースで管理されます。このジオデータベースや ArcGIS Data Reviewer の機能を使用して、品質管理を行います。
検出できるエラーは、ギャップやオーバーラップなどの空間的なエラーだけでなく、属性値に関するエラーも検出することができます。また、目視による検出を行うためのツールも提供しています。
そして、今月開催される GIS コミュニティフォーラムのプレフォーラム・セミナーで ArcGIS Data Reviewer を紹介するセッションをご用意しました。
GIS データの品質管理に特化した ArcGIS Data Reviewer エクステンションのご紹介
日付:2015 年 5 月 27 日(水)
時間:16:50~17:30
場所:ルーム 9
データ品質とは何かということから、ArcGIS Data Reviewer が提供する機能、ArcGIS for Desktop の標準機能であるトポロジとの違いなどをご紹介します。
すでにトポロジをお使いの方やデータの品質管理に興味のある方など、高品質なデータを作成したい方は、ぜひこのセッションへお越しください。
■関連リンク
・ArcGIS 10.3 新機能紹介ページ