フライト シミュレーター アプリで遊んでみませんか?

今年の GISコミュニティフォーラムにおける開発者向けセッション「ArcGIS Developer セッション」ではお客様にもご参加いただいての双方向通信デモンストレーションをイベントとして行いました。お手持ちのスマートフォンから飛行機のコントローラー アプリ(※公開版で操作できるのは機体の移動のみ)にアクセスしていただき、全世界に散らばった得点エリアに入って得点を稼ぐというシンプルなゲーム性のあるイベントです。プレゼンター側では各プレイヤーの全飛行位置をリアルタイムにモニタリングするアプリも併せてご覧いただきました。

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双方向デモの実現
いわゆるデモンストレーションというのはプレゼンターから観衆へと一方向であることが基本ですが、フライト シミュレーターでは双方向でのデモンストレーションを実現しました。これは先日公開したブログ記事『リアルタイム データの地図表示を実現するストリーム サービスとストリーム レイヤー』でも紹介したストリーム サービスを利用しています。各プレイヤーの飛行位置を随時 ArcGIS GeoEvent Extension for Server が受信し、その情報をリアルタイムにモニタリング アプリに送信しています。

フライトシミュレーターの 3D 化
こちらもまたブログ記事『次世代 Web API「ArcGIS API 4.0 for JavaScript」のベータ版が公開されました』で紹介しましたが、ArcGIS API 4.0 for JavaScript では 3D 地図表示をサポート予定です。まだベータ版ではありますが、この API を利用してフライト シミュレーター アプリの 3D 版の試作を開発中です。

フライト シミュレーター 3D
※本アプリは開発版であるため予告なく変更・削除される可能性があります。

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オープンソースとして公開中
フライトシミュレーター アプリは GitHub にてソースコードを公開しています。GitHub ユーザーであれば Fork(複製)して開発に利用したり、様々な形での本プロジェクトに対する貢献を行ったりすることができます。

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また、より詳しい開発者向けの情報を ArcGIS 開発者コミュニティ サイトにてご紹介してまいりますので、合わせてご覧ください。

※ESRIジャパンが GitHub で公開しているオープンソース プロジェクトでは機能や品質の向上を目的とした更新リクエストに対しての制限は設けておりませんが、参照元である開発ブログ記事の内容との整合性が取れなくなるような更新は行わない予定ですのでご了承ください。

■関連リンク
Esri 社(米国)Web サイト
ArcGIS API for JavaScript Beta
ArcGIS for Developers

GitHub
Esri Japan GitHub

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