ArcGIS では、使用するときに知っておくべき GIS や地理学の用語や概念がたくさんあります。
ArcGIS の操作で何か困ったときに、各種資料（たとえば、GIS 基礎解説、ArcGIS 関連用語集、ArcGIS Pro 逆引きガイド（サポートサイトへのログインが必要です）、ArcGIS for Desktop 逆引きガイドなど）や、製品サポート サービスなどを活用しているけれども、体系的に知識が整理できずもやもやしているところはありませんか。
そんなときにおすすめなのが、トレーニング サービスです。短期間で ArcGIS の知識を体系的に学ぶことができます。
そこで本記事ではトレーニングでどんなことを学べるのか知っていただくために、トレーニングで実際に解説している内容からテーマごとにクイズを出題します。
トレーニングを受けたことがある方は復習として、受けたことがない人は力試しとして、クイズに答えてみましょう。
第 1 回目は GIS のデータ モデルの 1 つのベクター データから出題です。
第 1 問
次の文章は GIS のデータ モデルの 1 つであるベクター データについて説明したものですが、正しいものは次のうちどれでしょう？
- シェープファイルはベクター データではない。
- 千葉市を ArcGIS で表現する場合は、ポリゴンを使用しなければならない。
- ポイント（点）データは、一組の X,Y の座標値の位置情報を持っている。
- ArcGIS ではフィーチャ（地物）の集合体のことをフィーチャ データセットと呼ぶ。
第 2 問
多くの GIS ソフトウェアで使用されているシェープファイルは複数の拡張子のファイルから構成されており、正しく表示するには 3 つの必須ファイルが必要です。正しい必須ファイルの組み合わせは次のうちどれでしょう？
- shp,dbf,prj
- shp,dbf,sbx
- shp,dbf,shx
- shp,dbf,sbn
第 3 問
次の文章は ArcGIS 独自のファイル形式のファイル ジオデータベースについて説明したものですが、正しくないものは次のうちどれでしょう？
- ファイル ジオデータベースは、シェープファイルに変換することができる。
- ファイル ジオデータベースは、ウィンドウズ エクスプローラーでファイルの中身を確認し、整理することができる。
- ファイル ジオデータベースのファイル サイズに制限はない。
- ファイル ジオデータベースでは、シェープファイルに無い高度な機能が使える。
いかがでしたでしょうか。解答は、12 月 15 日に公開予定です。
今回の問題は、第 1 問は「ArcGIS Desktop Ⅰ 入門編」、第 2 問、第 3 問については、「ArcGIS Desktop Ⅱ 基礎編」から出題しました。
ベクター データについて、詳しく学んでみたいという方は定期トレーニングを受講してみましょう。
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