10 月 22 日にリリースした ArcGIS Pro 2.2 で、3D オブジェクトに色または画像をテクスチャとして対話的に適用できるようになりました!
本記事では、3D オブジェクトに対話的にテクスチャを適用する方法をご紹介します。
3D オブジェクトを用意
まず、テクスチャを追加する 3D オブジェクト (マルチパッチ フィーチャ) を用意します。
マルチパッチ フィーチャの作成方法については「ArcGIS Pro ヘルプ―マルチパッチ フィーチャの作成」をご参照ください。
テクスチャの適用
マルチパッチ フィーチャに、テクスチャを適用します。
【手順】
1. [編集] タブ → [フィーチャ] グループの [修正] をクリックします。
2. [フィーチャの修正] ウィンドウの [マルチパッチ テクスチャ] をクリックします。
3. [テクスチャの読み込み] をクリックし、テクスチャとして使用する画像ファイルを読み込みます。
4. マルチパッチ フィーチャの面をクリックすると画像がテクスチャとして適用されます。画像が適切な位置に表示されていない場合、[フィーチャの修正] ウィンドウで画面移動や回転、ズームを行って調整します。テクスチャはマルチパッチ フィーチャの面ごとにそれぞれ適用することができます。
5. 色を付けたい場合は、[フィーチャの修正] ウィンドウで [色] ドロップダウン リストから任意の色を選択し、画像を適用する時と同様にマルチパッチ フィーチャの面をクリックします。
このように簡単に色やテクスチャを適用することができました!適用したテクスチャはマルチパッチ フィーチャとともに保存されます。
本記事では、3D オブジェクトに色または画像をテクスチャとして対話的に適用する方法をご紹介しました。対話的に画像をテクスチャとして適用することが可能になったことで、より実物に近い 3D オブジェクトを簡単に作成することができるようになりました。
皆さんもぜひ、リアリティのある 3D オブジェクトの作成に挑戦してみてください!
■関連リンク
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