奄美大島で「生物多様性保全 GIS 」セミナーが開催されました!

令和元年 (2019 年) 12 月 24 日に奄美大島にある鹿児島県農業開発総合センターにて、「生物多様性保全 GIS in 奄美大島 ~ ArcGIS Online を活用した特殊病害虫防除等で使えるツール紹介及び体験セミナー ~」が開催されました。

NPO 法人かごしま GIS・GPS 技術研究所 (KINGGT) の主催で行われた本セミナーは、鹿児島県の職員、奄美大島や徳之島の町村役場の職員、自然環境研究センター、鹿児島大学の学生など約 30 名の方が参加されました。

世界自然遺産登録を目指している奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島では、自然保護を目的とした固有生物の分布調査や、特殊病害虫やマングースなどの外来生物を駆除する対策や発生場所を記録する業務が大切となってきます。

住用 (すみよう) のマングローブ林

今回は、GIS を使ってできることを知り、現地調査のための調査票を作成することを体験していただきました。グループに分かれ会場周辺での調査を行って成果発表をしました。

【会場の様子】

【ArcGIS Online 体験セミナー】

【グループワーク】

グループごとにテーマを決め調査票を作成しました。

【フィールドワーク】

天気にも恵まれ、30 分ほどのフィールドワークも快適に行えました。

【成果発表】

各グループの代表者による成果物の発表です。

Survey123 for ArcGIS の現地調査から集計まで行える手軽さや、GIS を使って地図上に可視化することによる分布の広がりを把握することや時系列変化を見てとれることに有用性を感じていただけました。

今後の皆様の業務に ArcGIS が少しでもお役立ていただけると期待しています。

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