2020 年 7 月 30 日付で ArcGIS API for Python のバージョン 1.8.1 および 1.8.2 の国内サポートを開始しました。本稿ではアップデートされた主な内容をご紹介いたします。
アップデートされた主な内容
マップ ウィジェットで ArcGIS API for JavaScript 4.15 の使用
マップ ウィジェットが ArcGIS API for JavaScript 4.15 を使用するように更新されました。
マップ ウィジェットの同期
arcgis.widgets モジュールに sync_navigation メソッドが追加されたことでマップ ウィジェットを同期することができるようになりました。一方のマップ ウィジェットを操作するともう一方のマップ ウィジェットも同じように操作することができます。
Spatially Enabled DataFrame の強化
オープンソースのライブラリのとの統合が強化され、GeoPandas の GeoDataFrame オブジェクトを Spatially Enabled DataFrame として読み取ることができるようになりました。
また、sanitize_column_names メソッドを使用して、データフレームの列名から記号などの使用できない文字を削除することができるようになりました。
arcgis.learn モジュールに複数のクラスを追加
learn モジュールにディープ ラーニングに係る以下のクラスが追加されました。
・FullyConnectedNetwork
・MLModel
・SuperResolution
・YOLOv3
・FasterRCNN
その他の機能拡張/不具合修正情報
その他の新機能や機能拡張、既知の制限事項等の詳細は「リリース ノート」(英語) をご参照ください。
■関連リンク
ESRIジャパン Web サイト:
米国 Esri 社 Web サイト: