ArcGIS Pro 2.7 をリリースしました!

Pro 2.7ウェビナー

高機能デスクトップ GIS である ArcGIS Pro 2.7 を 2 月 10 日にリリースしました。

ArcGIS Pro 2.7 では、マッピング、解析、データ管理などで、多くの新しい機能が追加されました。ここでは、新機能をハイライトでご紹介します。

GNSS デバイスのサポート

ArcGIS Pro において、GNSS デバイスに接続し、マップやシーンでその位置を表示させることができます。GNSS デバイスの現在の位置を使用して、移動トラッキングを取得したり、フィーチャを作成したりすることが可能です。

GNSS デバイスのサポート GNSS デバイスのサポート

レイヤーおよびフィーチャ ブレンド

マップ内のレイヤーにブレンディング モードを適用できるようになりました。

レイヤーを明るくしたり暗くしたりして、マップのさまざまな色の範囲の高低に注意を向けることが可能です。

レイヤーおよびフィーチャ ブレンド

リニア リファレンス

ライン フィーチャからルートを作成して M 値 (メジャー値) を設定できます。

また、特定のライン部分を選択してその部分の M 値を設定したり、指定されたキャリブレーションポイントを使用して選択したルートの M 値を再計算したり、ルートに沿って 2 つのポイントをクリックしてルートを定義したりできるようになりました。

リニア リファレンス

3D オブジェクト フィーチャ

3D オブジェクト フィーチャクラスは、ArcGIS Pro 2.7 の新しいデータ タイプです。

マルチパッチと同様に、3D オブジェクトは 3D 空間においてフィーチャの外殻を表しますが、より豊富なプロパティが設定できます。たとえば、反射、シャドウイング、粗さなどを表示できます。ファイル ジオデータベースの 3D オブジェクトは Maya や Blender などのサード パーティー モデリング アプリケーションで編集可能です。

3D オブジェクト フィーチャ

移動解析

ポイント トラッキング データを使用して、空間と時間におけるオブジェクトの移動を解析および視覚化できる機能が追加されました。

一緒に一定時間移動しているデバイスを特定したり、デバイスの滞留エリアを見つけ出したり、ポイント トラッキング データ内の移動固有のイベントを識別したりすることができます。

※要 Advanced ライセンス

移動解析

その他、ユーザーからリクエストの多かった機能の実装や、新しい解析ツールが追加されています。その他の新機能の詳細は Web ヘルプをご参照ください。

また、3 月 10 日 (水) 「ArcGIS Pro 2.7 新機能ハイライト ~ ArcGIS 活用ウェビナー ~」において、新機能についてデモンストレーションを交えてご紹介します。お申込の上、是非ご参加ください (画像をクリックするとイベントの詳細ページにアクセスできます)。

Pro 2.7ウェビナー

ArcGIS Pro は従来のアプリケーション「ArcMap」と並行して利用することができます。使いはじめたい場合は「はじめての ArcGIS Pro」(サポート サイトへのログインが必要です) をご参照ください。ArcGIS Pro をお持ちでない場合は、トライアル版でお試しいただけます。

■関連リンク
ArcGIS Pro 製品ページ

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