移動中でもボタンひとつでデータをすばやく収集できる、現地調査アプリ ArcGIS QuicCapture が 2022 年 6 月にバージョン 1.14 にアップデートされました。本ブログでは今回のバージョンで追加された主な新機能をご紹介します。
新しいデバイス変数
デバイス変数を使用すると、Quick Capture で収集したレコードに属性を自動的に入力できます。今回のアップデートでは「電力モード」、「バッテリーの状態」、「電源」、「バッテリーレベル」という 4 種類のデバイス変数が追加され、値を取得できるようになりました。
プロジェクト ユーザー入力の設定方法
プロジェクト ユーザー入力とは、ボタンを押す前に、ボタンに定義されている値とは別の任意のデータを調査員が入力できる機能です。以前まではプロジェクト ユーザー入力はボタンの [データ] タブから設定できましたが、今回のアップデートで [その他の設定] からも設定可能になりました。
新しいアイコン
アイコン ギャラリーの [コミュニティ] カテゴリに新しいアイコンが追加されました。
プロジェクトの共有機能の改善
QR コードを常に発行可能
以前まではプロジェクトの共有を行うまでは QR コードを発行できませんでした。今回のアップデートで共有レベルが [所有者] の状態で QR コードを発行できるようになり、QR コードを常に利用可能になりました。
ソース レイヤーの共有範囲を変更可能
未共有のフィーチャ レイヤーからプロジェクトを作成した際に、プロジェクトの共有とともにソースのフィーチャ レイヤーの共有範囲も変更できるようになりました。
そのほか新機能の一覧については、ヘルプ (英語) をご参照ください。