ArcGIS Experience Builder (Developer Edition) バージョン 1.11 をリリースしました!

ArcGIS Experience Builder (Developer Edition) の最新バージョン 1.11 を 2023 年 3 月 15 日 (日本時間 2023 年 3 月 16 日) にリリースしました。

バージョン 1.11 では、2 月にリリースされた ArcGIS Online の ArcGIS Experience Builder からデータの追加ウィジェットなどの新機能が追加されているほか、Storybook に新しい Advanced Select コンポーネントを追加し、リリース バージョンの表を更新しています。

以下では、アップデートされた主な新機能や機能拡張をご紹介します。

Advanced Select UI コンポーネント

ArcGIS Experience Builder のデザイン システムでは、Storybook を UI コンポーネントのplaygroundとして使用しています。さまざまなスタイルを持つこれらの UI コンポーネントをプレビューして再生することができます。新しい AdvancedSelect コンポーネントは、リストから選択するためのオプションを提供します。以下のように、リストを検索して、あらかじめ定義された静的な値やデータから動的な値を選択することができます。

リリース バージョン表

ArcGIS Experience Builder は ArcGIS Online、ArcGIS Enterprise および Developer Edition に付属しています。最新の機能は ArcGIS Onlineで利用可能になり、3 ~ 4 週間後に Developer Edition に反映されます。どちらも年に 3 回リリースされます。ArcGIS Enterprise の Experience Builder は毎年 2 回リリースされ、ArcGIS Online で追加された機能が反映されます。

ArcGIS Experience Builder が使用されているバージョンについては「リリース バージョンについて」ページにて説明されていますが、改めてご紹介いたします。ArcGIS Enterprise で Experience Builder を拡張するためにカスタム ウィジェットを追加する場合、この表が便利です。カスタム ウィジェットをデプロイする ArcGIS Enterprise のバージョンと互換性のあるものを作成するために、どのバージョンの Developer Edition を使用すべきかを判断するのに役立ちます。カスタマイズで ArcGIS Maps SDK for JavaScript を使用する場合、原則として、ArcGIS Enterprise で同じバージョンの ArcGIS Maps SDK for JavaScript を使用している Developer Edition のバージョンを選択する必要があります。

以下の例では、ArcGIS Enterprise 11.0 に追加するカスタム ウィジェットを作成するために、Developer Edition のバージョン 1.8 を使用する必要があります。

重大な変更

jimu-ui ライブラリの DataPicker のいくつかのプロパティとメソッドが、非推奨または削除されます。また、jimu-core、jimu-ui、jimu-arcgis の各ライブラリにも重大な変更があります。アプリをアップグレードする前に、必ず確認してください。

1.11 のリリースの詳細については、ArcGIS Experience Builder (Developer Edition) の What’s new をご参照ください。

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