気象データ変換ツール for ArcGIS Pro をリリース

ArcGIS Desktop 用として提供していた「気象データ変換ツール」、その ArcGIS Pro 用のバージョンである「気象データ変換ツール for ArcGIS Pro」を2024年 2月20日に公開しました。

ArcGIS Desktop 用のツールと同様にジオプロセシング ツールとして利用できますが、利用ガイドも ArcGIS Pro に合わせて刷新し、フィールド演算式やノートブックのサンプルと共に公開しておりますので、ご参照の上ご利用ください。

ツールの入手方法

本ツールは、ArcGIS Pro を利用するライセンスをお持ちのユーザー様がご利用可能です。

アイテム (MeteorologicalConversionTool_forPro.zip) をダウンロードして解凍すると、ArcGIS Pro 用のスクリプトツールと利用ガイド (PDF) が展開されます。

引き続き ArcGIS Desktop の「気象データ変換ツール」はご利用いただけますが、ArcGIS Desktop の最後のバージョンである 10.8.2 でも、2024年3月から製品ライサイクルは開発終了フェーズに移行します。早めに ArcGIS Pro への移行をご検討ください。

対応データ

観測・解析

  • 5kmメッシュ / 2.5kmメッシュ解析雨量GPV
  • 1kmメッシュ解析雨量 / 速報版解析雨量GPV
  • 降水ナウキャスト(5分) / 全国降水ナウキャスト(10分)
  • 1kmメッシュ降水短時間予報 / 速報版降水短時間予報GPV / 5kmメッシュ降水15時間予報GPV
  • 高解像度降水ナウキャスト / 高解像度降水ナウキャスト(5分間降水量)
  • 5分毎(10分毎)1kmメッシュ全国合成レーダーエコー強度GPV

防災情報

  • 土砂災害警戒判定メッシュ情報
  • 土壌雨量指数 / 高頻度化した土壌雨量指数
  • 土壌雨量指数予測値 / 高頻度化した土壌雨量指数予測値

利用ガイド(目次)

「気象データ変換ツールforArcGISPro利用ガイド.pdf」は、ダウンロードしたツールに同梱されています。

1 はじめに

1.1 気象データ変換ツール for ArcGIS Pro について

1.2 本利用ガイドについて

2 気象データ変換ツール for ArcGIS Pro の配置

2.1 気象データ変換ツール for ArcGIS Pro の構成

2.2 インストール・アンインストール

3 気象データ変換ツール for ArcGIS Pro の詳細

3.1 気象データ変換ツール for ArcGIS Pro の実行方法

3.2 各ツールの詳細

3.3 変換時に便利な使い方

4 変換したデータの利用例

4.1 モザイク データセットを利用した時系列データの可視化

4.2 ArcPy を利用した動画作成

4.3 累積雨量の計算

注意事項

Esri 製品サポートサービス では、「気象データ変換ツール」と同様に、「気象データ変換ツール for ArcGIS Pro」は Q&A サポートの対象ではございません(国内サポートの対象製品)。予めご了承の上、ご利用ください。

本ツールに関してのご質問やご要望は、ダウンロードページの下部にあるコメント欄に記入(要サイン イン)して頂ますようお願いします。

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