ArcGIS Experience Builder (Developer Edition) バージョン 1.14 をリリースしました!

ArcGIS Experience Builder (Developer Edition) の最新バージョン 1.14 を 2024 年 3 月 20 日 (日本時間 2024 年 3 月 21 日) にリリースしました。

バージョン 1.14 では、2 月にリリースされた ArcGIS Online の ArcGIS Experience Builder のアップデートに合わせ、選択ウィジェットの追加やデータの追加ウィジェットの GPX ファイルのサポート、マップ レイヤー ウィジェットの利便性の向上などが行われたほか、ウィジェット間のコードの共有やアプリケーションのデプロイを自動化する方法が紹介されました。

以下では、アップデートされた主な新機能や機能拡張をご紹介します。

開発者向けドキュメントの更新

ウィジェット間のコードの共有

複数のウィジェットを開発する場合に、それぞれのウィジェットでコードを共有して利用したいケースがあります。そのようなケースで Experience Builder (Developer Edition) で利用可能な方法として、動的にコードを読み込む Dynamic loading と ES6 の標準的な読み込み方法を利用する Shared entry の 2 種類を紹介するトピックが追加されました。

詳細は Share code between widgets をご参照ください。

アプリケーション デプロイの自動化

通常、Experience Builder (Developer Edition) で作成したアプリケーションをデプロイするには、Experience Builder サイトで作成したアプリケーションをダウンロードする必要がありますが、Node.js から Experience Builder サーバーの持つアプリケーションの出力機能を直接呼び出すことで、コマンドまたはターミナルから Experience Builder サーバーを起動せずにデプロイ用のファイルの生成が可能です。

詳細は Automated deployments をご参照ください。

重大な変更

jimu-core、jimu-ui、jimu-arcgis、jimu-theme、テーマ変数の値には、アプリケーションに影響を与える可能性があるいくつかの変更点があります。従来のバージョンからアプリケーションやウィジェットをアップグレードする前に、これらの変更を確認してください。

1.14 リリースの詳細については、ArcGIS Experience Builder (Developer Edition) の What’s new をご参照ください。

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