現在、ベータ版が公開されている ArcGIS API 4.0 for JavaScript を利用することで、簡単に 3D の地図を Web サイトに表示することが可能になりました。地図を立体的に表現することで地形の変化や建物の細部などをさまざまな角度から見ることができ、視覚的に分かりやすく、より現実的な世界を地図上に表現することができます。
3D 地図の作成にはバージョン 4.0 に新しく追加された地図を 3D で描画するための SceneView クラスを使います。SceneView クラスにいくつかのプロパティを設定するだけで複雑なコードを書くことなく、簡単に 3D 地図を作ることができます。
さらに 4.0 では 3D コンテンツを配信するシーン サービスが利用可能になりました。シーン サービスから 3D にモデル化されたフィーチャを取得し 3D 地図に描画することで、3D 機能を最大限に生かした立体的な世界を表現できます。また、3D 地図には 3D のフィーチャだけでなく 2D のフィーチャも表示できるので、新しいデータを用意することなく、今お使いのサービスをそのまま利用し、データを 3D 地図に表示することも可能です。
詳しい情報は ESRIジャパンが提供している開発者のためのコミュニティ サイト「ArcGIS 開発者コミュニティ」内の記事「ArcGIS API 4.0 for JavaScript ~3D~」にてご紹介しています。
ArcGIS 開発者コミュニティでは今後も 4.0 の新機能や変更点など主要なトピックについていち早くご紹介していく予定ですので、ぜひご覧ください。
■関連リンク
GeoNet
・ArcGIS 開発者コミュニティ
Esri 社(米国)Web サイト
・ArcGIS API for JavaScript Beta