ArcGIS for Desktop のアプリケーションである ArcGIS Pro では ArcGIS Online のネットワーク サービスを使用したネットワーク解析を行うことができます。
※本記事では、ArcGIS Pro バージョン 1.3 を使用した内容をご紹介しています。
ArcGIS でネットワーク解析を行う場合、解析のベースとなる交通網等のデータ ソースが必要ですが、ArcGIS Online のネットワーク サービスを利用すると、Web 上のネットワーク データ ソースを使用するため、自分で交通網等のデータ ソースを用意する必要がありません。また、ArcGIS Online のサービスを利用するため、ArcGIS Network Analyst エクステンションは不要です。
インターネットに接続された環境で ArcGIS Pro に指定ユーザーでサイン インすると、ネットワーク データ ソースがデフォルトで ArcGIS Online のネットワーク サービスに設定されているので、そのままネットワーク サービスを利用した解析を実行できます。
また、ArcGIS Pro では、アプリケーション上部のリボン UI で簡単に解析の設定を行うことができます。操作方法の詳細は「ArcGIS Network Analyst エクステンションとは」のチュートリアルをご覧ください。
利用サービスとサービス クレジットの消費量は下表の通りです。利用シナリオについては、ArcGIS Online ネットワーク解析のページをご参照ください。
※保守が有効な ArcGIS for Desktop をお持ちの方は、「ArcGIS Online（ArcGIS for Desktop ユーザー向け）」にお申し込みいただけ、その際に付与されるクレジット（ArcGIS for Desktop 1 ライセンス・1 指定ユーザーあたり 100 サービス クレジット）をご利用いただけます。
利用サービスと ArcGIS Online サービス クレジットの消費量
ArcGIS Online ネットワーク解析サービスの詳細については、「ArcGIS Online ネットワーク解析サービスとは」をご覧ください。
独自で作成したネットワーク データの追加や、規制速度の考慮した解析を行いたい場合は、ESRIジャパンが販売しているネットワーク データである ArcGIS Geo Suite 道路網をご利用ください（ArcGIS Network Analyst エクステンションが必要です）。
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