2019 年 3 月 20 日に、クラウド GIS である ArcGIS Online の最新バージョンをリリースいたしました。主な機能追加・機能改善の内容をご紹介します。
Web アプリ
- Web アプリ テンプレートに、新しく「対話形式の凡例」と「カテゴリ ギャラリー」アプリが加わりました。「対話形式の凡例」では、凡例のカテゴリをクリックして、対話的に対象をフィルター表示できます。
「カテゴリ ギャラリー」アプリは、グループにまとめたマップ、レイヤー、アプリなどをカテゴリ別にフィルターができるギャラリー アプリです。
共有とコラボレーション
- [グループ] ページの [概要] と [コンテンツ] タブにデフォルトで表示するアイテムの種類 (アプリ、マップ、レイヤーなど) を指定できるようになりました。グループ内にたくさんのアイテムがある場合も、重要度の高いアイテムをわかりやすく表示できます。
- 従来からマイ コンテンツ内や検索結果をアイテム タイプや共有ステータスなどでフィルターすることができましたが、新しく位置でフィルターが可能になりました。位置フィルターでは、特定の場所や地域名を入力し、その場所に存在するアイテムを検索したり、指定した緯度座標または経度座標にあるアイテムを検索したりすることができます。
- アイテムのサムネイル画像の設定で、画像をアップロードする代わりに、ベースマップを選択し、範囲とズーム レベルを設定して、カスタム サムネイルを作成できるようになりました。
解析
- [データの管理] ツールに [テッセレーションの生成] が追加されました。指定した範囲、形状、およびサイズでメッシュを作成できます。
- [集水域の作成]、[可視領域の作成]、[下流解析] ツールを実行時に、クレジットを消費しなくなりました。
データ管理
- ジオタグ付きの JPEG 写真を .zip ファイルに圧縮してアップロードして、フィーチャ レイヤーを作成できるようになりました。現状では、フィールドには Exif 情報は追加されません。
- シーン レイヤーのキャッシュを再構築する際に、[ジョブ ステータス] を表示できるようになりました。
- アイテム詳細ページの [データ] タブから、フィールドごとにフィールド値のタイプと説明を定義できるようになりました。定義したフィールドの説明は、マップ ビューアーの [スタイルの変更] でフィールドを選ぶ時などに表示されます。
注) バージョンアップされた内容を確実にご利用いただくために、お使いの Web ブラウザーのキャッシュ (インターネット一時ファイル) を削除してください。主な Web ブラウザーのキャッシュ削除方法については、以下のリンク先をご参照ください。
新機能の詳細につきましては、ArcGIS Online ヘルプをご参照ください。
■ 関連リンク
・ArcGIS Online 製品ページ
・ArcGIS Online ヘルプ