ArcGIS Explorer はどなたでもダウンロード可能な無償の GIS ブラウザです。さまざまな GIS データを閲覧できるほか、ArcGIS Server で公開した解析用サービスも利用できます。この無償 GIS ブラウザである ArcGIS Explorer が近々バージョンアップします。
今回は、次期バージョンの ArcGIS Explorer 1500 の新機能をいくつかご紹介します。
■メモ
新しいメモの種類として、円、矢印、四角形が加わりました。また、ポイント メモには、ラベル付けができるようになりました。
■共有(エクスポート)
ArcGIS Explorer に追加したデータは、すべて共有可能です。共有できる種類は、以下の3つです。
– マップ コンテンツ ファイル
ArcGIS Explorer のみで閲覧可能なファイル形式です。ArcGIS Explorer ユーザとデータを共有できます。
– レイヤ パッケージ
レイヤ パッケージとは、マップ レイヤとそのデータを 1 つのファイルに格納したもので、ArcGIS Desktop 9.3.1以降および ArcGIS Explorer で閲覧可能です。ArcGIS Explorer を使用してレイヤ パッケージを作成し、ArcGIS Desktop ユーザと共有することができます。
– KML
メモ、イメージ オーバーレイ(マップ ディスプレイ上に描画可能な画像ファイル)を KML として共有できます。
■属性検索
フィーチャ レイヤと GIS レイヤに対してクエリを作成し、適切な条件を選択することによって、関心のあるデータだけをマップに表示することができます。
ArcGIS Explorer 1500 のリリースは、今月を予定しています。リリースしましたら、またこのブログでもお知らせします。