時系列データの作り方 Part 2


ArcGIS Desktop 10 ではタイム スライダを使用して簡単に時系列アニメーションを作成できるようになりましたが、時系列アニメーションで表示したい図形(ポリゴン等)と時系列の属性が別のファイルで管理されている場合は結合して 1 つのファイルにする必要があります。

時系列データの作成方法 Part 1 では、時系列アニメーションを作成したい図形はシェープファイル、時系列属性が Microsoft Excel のシートに方向に格納されているデータから ArcGIS で時系列アニメーションを作成する方法をご紹介しました。時系列アニメーションを作成するには、時間の属性は横方向ではなく、縦方向に格納されている必要があります。

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Part 2 では、時系列アニメーションを作成したい図形はシェープファイル、時系列属性が Microsoft Excel のシートに方向に格納されているデータから時系列アニメーションを作成する方法をご紹介します。時系列データの詳細は こちら をご参照ください。


今回使用するデータは次の 2 つです。
・関東の人口テーブル(Microsoft Excel)

・関東のポリゴン(シェープファイル)

データを ArcMap で確認します。

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手順
1. 関東ポリゴンと人口テーブルを同じジオデータベースに保存します。
[カタログ ウィンドウ] で適当なフォルダにジオデータベースを新規作成します。

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作成したジオデータベースを右クリック → [インポート] → [フィーチャクラス] で「関東ポリゴン」を、[テーブル] で「人口テーブル」をインポートします。

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2. 関東ポリゴンに人口テーブルを結合します。
ArcToolbox → [データ管理 ツール] → [レイヤとテーブル ビュー] → [クエリ テーブルの作成] ツールを起動します。

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下図のように設定し、実行します。

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人口テーブルの内容が関東ポリゴンに結合されました(「クエリ テーブル」レイヤ)。

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3. クエリ テーブルはテンポラリ レイヤなので、データとして保存したい場合は、レイヤを右クリック → [データ] → [データのエクスポート] を実行します。

4. 作成したデータのレイヤ プロパティを開き、シンボル等を変更します。

5. レイヤ プロパティの [時間] タブで下図のように設定し、[OK] をクリックします。

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6. タイム スライダ ウィンドウを開きます。

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7. スライダを動かして、各時間の人口マップを確認することができます。

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