ArcGIS for Android の最新バージョン 2.0 をリリースしました。
ArcGIS for Android には、ArcGIS for iOS や ArcGIS for Windows Phone 同様、無償のアプリケーションと開発用の API がありますが、今回は Google Play からダウンロードしてすぐに利用可能な無償のアプリケーションのバージョン アップとなります。バージョン 2.0 では、ベースマップ(背景図)の切り替えや凡例表示を行うための機能などが追加されました。
■ベースマップの切り替え
道路地図や衛星画像、地形図、Bing Maps など、様々な種類のベースマップを切り替えて表示することができます。操作方法は以下のようになります。
1. メニュー ボタンを押すと右上にマップ コンテンツというメニューが表示されるので、これをタップしてマップ コンテンツ画面に遷移します。
2. ベースマップという欄に現在使用しているマップ名が表示されます。このマップ名をタップするとベースマップを切り替える画面に遷移します。
3. 表示したいベースマップのサムネイルをタップすると選択したベースマップに切り替わり、マップ表示画面に戻ります。
※ OpenStreetMap は ArcGIS for Android では現在未サポートです。
■マップの凡例表示
こちらもメニュー ボタンから操作します。メニュー左下のマップの凡例をタップすると凡例表示画面に遷移します。戻るボタンを押すとマップ表示画面に戻ります。
また、今回のバージョン アップでは、ArcGIS の次期バージョン 10.1 の新機能にも対応した機能が入っていますが、こちらは国内では、ArcGIS 10.1 リリース以降のサポートとなります。
■関連リンク
ESRIジャパン Web サイト
・ArcGIS Runtime SDK for Android
Esri 社(米国)Web サイト
・ArcGIS for Android