2012 年を振り返る ~年末のご挨拶~


2012 年も残すところあとわずかとなりました。

ArcGIS ブログもようやく認知度が高まってきたような実感があります。一例として最近、イベントや顧客訪問時などお客様と顔を合わせた際に「ArcGIS ブログを見ています」とか「ArcGIS ブログいいですね」といったお言葉をいただくことがありました。これらのお言葉は何よりの励みになると同時に、もっとタイムリーな情報発信を心がけようと身が引き締まる思いです。

さて、今年 1 年を少し振り返ってみるといくつかのトピックがありましたので以下にご紹介します。

ArcGIS 10.1

10 月 1 日に登場した ArcGIS 10.1 は 2 年ぶりのメジャーリリースでした。ArcGIS 10.1 では、たとえば ArcGIS for Desktop から ArcGIS Online にデータをアップロードして Web サービスとして共有し、さらにスマートフォンから閲覧するなど、オンライン(クラウド)やモバイルとの親和性が高まり、いままでの GIS のワークフローを一変させました。
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ArcGIS Online

ArcGIS Online は GIS のクラウド プラットフォームとして大幅に進化しました。単なる GIS データやマップ、ツールの共有プラットフォームとして利用できるだけでなく、組織専用の GIS 共有ポータル サイトを構築することが可能な「ArcGIS Online 組織向けプラン」という年間契約ベースのサービスが ArcGIS 10.1 のリリースと同時に登場しました。

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Esri CityEngine

6 月にリリースした Esri CityEngine は「大規模な都市景観をルールベースで効率的に作成できる 3D モデリング ツール」であり、3D データを作成したいユーザにとって非常に魅力的なツールです。また 11 月にバージョンアップし、より ArcGIS との親和性が高まりました。特に Esri CityEngine で作成した三次元の景観をそのまま ArcGIS Online 上で公開し、Web ブラウザから参照できるようになり、都市計画のプレゼンテーションなどにも威力を発揮します。

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Esri Maps for Office

ArcGIS Online 組織向けプランのサービスに含まれる Esri Maps for Office を使うことによって Excel で管理している顧客データを素早く地図上に展開できるようになりました。また作成した地図を ArcGIS Online 上で共有したり、PowerPoint に張り付けてプレゼンテーションに活用するなど幅広い使い方ができます。

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このように、2012 年は ArcGIS の大きな進化の年となりました。来年も、本ブログで ArcGIS の最新情報はもちろんのこと、GIS の動向やイベント関連など、さまざまな情報をお届けできるように頑張って参りますので、来年も是非 ESRIジャパン公式ブログ「ArcGIS ブログ」を宜しくお願い致します。

ArcGISブログ スタッフ一同

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