エリアマーケティング特化型製品 Esri Business Analyst 10.1 をリリースしました!


多彩な商圏レポートの作成や、エリアのポテンシャル分析などを実現するエリアマーケティング特化型製品「Esri Business Analyst」の最新バージョン 10.1 をリリースしました。
今回のバージョンアップでは、現在ご使用いただいている機能に加えて、新たな機能が大幅に強化され、使い勝手も向上しました。ここでは、新バージョンの主な新機能をご紹介します。

1. フュージョン レポート
レポート テンプレートのレイアウト変更や新規作成を支援する「フュージョン レポート デザイナ」が追加されました。Business Analyst 付属のレポート テンプレートなどのパーツを容易に再利用でき、新規レポート テンプレート作成の生産性が向上しました。また、レポート上でポイントデータの集計が可能になりました。
この機能を活用することで、顧客データや競合店データを含む複雑なレポートも容易に作成でき、出店評価などの意思決定を迅速に行えるようになります。

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2. ポイント検索ツール
目標物を検索し、検索結果を直接ポイント フィーチャクラスとして出力するツールです。任意のポイントを登録し、検索対象にすることができるため、自社で所有している競合店データ、物件データなどを活用できます。Business Analyst ツールバーに追加されたテキストボックスにキーワードを入力することにより登録済みのポイントに対する検索が行われ、検索結果はポイント フィーチャクラスとして出力されます。
この機能を活用することで、大量にある競合店データなどから条件に一致したデータのみを迅速かつ簡単に抽出することができます。

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3. ロケーション – アロケーション
旧バージョン(10.0)では ArcGIS Network Analyst エクステンションの解析機能であった本機能が、Business Analyst 向けに操作性を向上し実装されました。Business Analyst の各種ツールと同様のウィザードによる対話的な解析を行っていただけます。
この機能を活用することで、既存店・競合店や周辺の世帯数などの情報をもとに、顧客を多く獲得できる「出店余地エリア」を選定できます。出店すべき場所を見つけ出すことで、能動的な出店戦略を可能とします。

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4. テリトリー デザイン ツールの機能拡張
テリトリー デザインの入力データとしてポイント フィーチャクラスを利用できるようになりました。また、テリトリーの手動編集の操作性が向上しました。
この機能を活用することで、営業スタッフの適正配置や担当店舗の最適な割り当てなどを管理することができます。

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このように Esri Business Anlayst 10.1 では、エリアマーケティングに活用できるさまざまな機能が拡張されています。
これらの機能の紹介も含め「Esri Business Analyst でこれからはじめるエリアマーケティングセミナー」と題したセミナーを開催しております。基本的な製品内容や具体的にどのようなシーンで活用できるのかをデモを交えながら紹介をします。もちろん参加費は無料ですので、お気軽にご参加ください。

■関連リンク
・Esri Business Analyst 製品ページ

・Esri Business Analyst でこれからはじめるエリアマーケティングセミナー
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