1 月中旬に Operations Dashboard for ArcGIS がバージョン 10.3 にアップデートされました。今回のアップデートでは既知の不具合修正に加え、新たにいくつかの新機能が追加されましたので、本ブログにてご紹介します。
1. 現在のマップの表示範囲でのフィルタ機能
従来は属性に対してクエリでフィルタする機能のみでしたが、今回のアップデートにて、マップの表示範囲内でフィーチャをフィルタできる機能が追加されました。この機能の追加により、注目しているエリアを表示するだけで、各ウィジェットの結果が表示範囲に対応し、フィルタされた値になります。全データの値を表示するウィジェットと表示範囲でフィルタしたウィジェット結果の値を比較して利用できます。
2. 画像の追加
フィーチャの詳細ウィジェットのメディア タブにおいて、画像データの URL を入力する(または画像 URL が格納されている属性フィールドを指定する)ことで静止画像を表示できるようになりました。画像の更新間隔も個別に設定できるため、Web カメラや監視カメラなどの定期的に更新される画像にも対応できます(動画には対応していません)。
3. 各種ウィジェットの結果の拡大表示(ブラウザ版)
ブラウザ版でもデスクトップ アプリケーション版と同様に各種ウィジェットの結果を拡大表示ボタンで容易に確認できるようになりました。特に表示する結果の情報量が多い場合にこの拡大表示ボタンをご利用いただくととても便利です。
■関連リンク
・Operations Dashboard for ArcGIS 製品ページ
・Operations Dashboard for ArcGIS 新機能ページ