ArcGIS for Desktop のアプリケーションのひとつである ArcGIS Pro の最新バージョン 1.3 をリリースしました。ArcGIS Pro 1.3 では、より操作性が向上し、解析・共有機能の拡張も行われました。
本記事では、その新機能のいくつかをご紹介します。
KML の読み込み
これまで KML(KMZ)ファイルは、ArcGIS で利用できる形式にインポートする必要がありましたが、直接参照し、表示できるようになりました。シンボルなどは KML の設定を引き継ぎ、表示することができます。
ジオデータベース トポロジ(要 Standard または Advanced ライセンス)
ジオデータベース トポロジの整合チェックと編集ができるようになりました。ArcGIS Pro においても効率的に高品質なデータを作成することができます。
画像分類ウィザード(要 Spatial Analyst エクステンション)
専門的で複雑な手順になってしまう衛星画像や航空写真の画像分類のワークフローを、ウィザード形式で画面の手順に従って効率的な方法で段階的に実行できるようになりました。
シーン レイヤー パッケージ
ArcGIS Pro で作成した 3D オブジェクトを含むシーン レイヤーをパッケージ化できるようになりました。シーン レイヤー パッケージは、ArcGIS Online または Portal for ArcGIS で、Web シーン レイヤーとして公開することができます。
本記事で紹介したもの以外にも新機能や機能改良があります。詳細は、ArcGIS Pro 1.3 新機能をご覧ください。
■関連リンク
・ArcGIS Pro
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