ArcGIS Pro 1.3 用のアドインとして米国 Esri 社が作成した「Space Time Cube Explorer Add-in」がArcGIS Online から提供されています。
最新版(2016 年 10 月 13 日更新)では、言語パックが適用された環境に対応し、ArcGIS Pro の日本語環境でも使用できるようになりました。
Space Time Cube Explorer アドインは [時空間パターン マイニング] ツールボックスで作成した時空間キューブの探索を強化します。
アドインは次のサイトからダウンロードすることができます。
Space Time Cube Explorer Add-in
Space Time Cube Explorer アドインでできること
このアドインは時空間キューブを入力として、ギャラリーから表示方法を選択し、迅速にかつ美しくレイヤーを表示することができます。ギャラリーには、[時空間パターン マイニング] ツールボックスで作成した結果を探索できるようレンジ スライダーやタイム スライダー、プリセット シンボルといった表示オプションが設定されています。
現実世界(Real-word)かスクリーン サイズ(Screen-space)のいずれかでキューブのシンボルを表示することができます。
スクリーン サイズ(Screen-space)でシンボル表示
現実世界(Real-word)でシンボル表示
時間を表示するためのオプションもあります。すべての時間を表示するか(All)、タイム スライダーを使用してひとつの時間スライスを表示するか(Single-slice)、それぞれの累積スライス(Cumulative-slices)を表示するか選択できます。
時空間解析については時空間パターン マイニング ツールボックスの概要や以前のブログ「ArcGIS 10.3 for Desktop 新機能 – 時空間キューブとは」をご参照ください。
今回サンプル ツールのご紹介をさせていただきましたが、弊社で本ツールに関する動作保障を行っているものではありません。本ツールに関するご質問がある場合には、上記のダウンロードページから(ArcGIS Online にサイン インが必要です)、直接、作成者へコメントしていただくようお願いいたします。
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