ArcGIS Maps for Office バージョン 4.1 を、3 月 16 日に国内リリースしました。
※ ArcGIS Maps for Office をご利用いただくためには、ArcGIS Online の指定ユーザー レベル 2 が必要です。
本バージョンでは、下記の新機能が追加されました。
マップの取得およびレイヤーの描画等のパフォーマンスの改善
マップの表示に使用するブラウザーが Internet Explorer から Chromium というオープンソース ブラウザーに変更され、パフォーマンスが向上しました。また、Internet Explorer のインストールが前提条件ではなくなったことで、より多くの環境で ArcGIS Maps for Office をご利用いただけるようになりました。製品の詳細や動作環境につきましては、ArcGIS Maps for Office 製品ページもしくは ArcGIS Maps for Office ヘルプページをご覧ください。
マップ上の Excel データを別のワークブックやシートへエクスポート可能
マップ上で選択した Excel のポイント データを、別のワークブックやシートにエクスポートする機能が追加されました。マップ上で把握、分析した結果を特定のデータとして保存したい場合や、既存のデータと区別して作業したい場合に便利な機能です。また、エクスポートする際、座標系を選択することができるようになりました。
ベクター タイル 背景地図 / レイヤーのサポート
ベクター タイルで作成された背景地図や、レイヤーをマップに追加できるようになりました。
※背景地図として追加するには下記の方法でベースマップ ギャラリーにあらかじめ追加しておく必要があります。
ブログ記事:ベースマップギャラリーに独自の背景を追加する方法
Excel データの更新を、マップのデータにリアルタイムに反映
マップに追加されている Excel のデータのセルの値が更新されると、マップ上のデータの値も即座に反映されるようになりました。
ArcGIS Maps for Office のダウンロード方法
以下のいずれかの方法で最新版 ArcGIS Maps for Office をご利用ください。
- Esri 製品サポート サイトよりダウンロード(要サポートログイン)
- アップデート通知※からバージョンアップ(すでにご利用のユーザー様向け)
※ Excel もしくは PowerPoint のバックステージにある [ArcGIS Maps] タブの ArcGIS Maps の構成で [アップデートの確認] をオンの場合のみ適用されます。
■関連リンク
・ArcGIS Maps for Office 製品ページ
・ArcGIS Maps for Officeトライアル