去る 9月5日（火）、香川大学工学部において、「体験！ドローン操縦とデータ解析」と題して GIS Day in 四国 2017 が開催されました。実際にドローンの操縦体験ができるとあってか、60 名以上の方にご参加いただきました。本ブログでは、写真と共にイベントの様子を振り返ってみたいと思います。
香川大学工学部の野々村先生から開催のご挨拶
午前中は空撮技研様によるドローンの飛行実演および参加者によるドローン操縦実習が行われました。ドローンは Phantom 2 と Phantom 4 を使用しました。Phantom 2 は GPS を付けていない状態でしたので、操縦が難しかったようです。
Phantom 2
空撮技研様による飛行実演（機体はPhantom 2）
ドローンの操縦実習を待つ間、前のスクリーンでドローンのシミュレーション体験ができるようになっていました。ジツタ様および ESRIジャパンの展示も行いました。
また、ジツタ様による非 GPS 環境下でのドローン制御システムの紹介がありました。
その後、空撮技研様によるドローン飛行上の注意点に関する講演と、香川大学のドローン同好会の紹介がありました。本イベントにおいては、空撮技研様およびドローン同好会にご支援・ご協力いただきました。
空撮技研様講演
香川大学ドローン同好会紹介
午前中は地元のテレビ局の取材が入っていました。ドローンへの注目の高さが伺えますね。
午後は ESRIジャパンによる講習会を行いました。まず、事前に空撮技研様がドローンで撮影した画像を Drone2Map for ArcGIS で処理しました。その後、生成したデータをもとに ArcGIS Online を使用して現地調査を行ったり、ArcGIS Desktop を使用して見通し線解析や体積計測を行ったりしました。
講習会で使用した製品
Drone2Map for ArcGIS から生成したオルソ画像
61 名の方に ArcGIS を体験していただきました
本年度の GIS Day in 四国は、参加者の方に ArcGIS 製品以外の体験をしていただくという初めての試みでした。ドローンの操縦を初めて体験する方も多かったようですので、良い経験になったのではないかと思います。ドローンや GIS ソフトウェアを今後の業務に役立てていただければ幸いです。
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