ESRIジャパンでは 2018 年 5 月 24 日から、各種エリアマーケティング業務全般を支援するクラウド型 GIS「mapDISCOVERY® (以下 mapDISCOVERY)」の新オプション サービスとして消費者のレシート情報を活用した「お買い物レシート統計」をリリースしました。
「お買い物レシート統計」とは?
生活者の買い物履歴であるレシート情報を基に大日本印刷株式会社 (DNP) が開発したデータです。当データを mapDISCOVERY と連携することで、特定地域の購買実績や買い回り傾向を視覚的に素早く把握することが可能となるサービスをご提供します。
また、「お買い物レシート統計」データは毎月更新されますので、鮮度の高いデータを活用した分析が可能なことも特徴の一つです。
「お買い物レシート統計」 の活用方法
1. 個店分析
お買い物レシート統計から照合可能な店舗情報を抽出し、地図上に可視化します。自社・他社問わず、指定した店舗利用者の利用回数や平均購買価格などを把握可能です。たとえば、武蔵小杉駅付近のスーパーマーケットなどを地図上に可視化し、任意の店舗の購買状況を照会できます。
2. 商圏分析
指定した商圏内全体の利用動向 (利用者の年代構成、業種構成) や、店舗ごとの利用状況 (利用頻度、購買金額、店舗の平均利用回数ランキングなど) の把握が可能です。たとえば、武蔵小杉駅周辺に半径 1km の円商圏を描き、商圏内の店舗利用動向をグラフで可視化することができます。
3. 併用利用分析
任意に指定した店舗の利用客が、同一商圏内で併用利用している店舗を地図上にプロットします。また、利用客の買い物行動圏を視覚的に把握することや、同一商圏内での他店舗の併用状況を把握可能です。
その他の活用方法や無償トライアル サービス、本オプション サービスに関する詳細につきましては、お問い合わせフォームよりお気軽にお問合せ下さい。
生活者の購買実態を地図上で可視化できる「お買い物レシート統計」サービスをご活用いただき、貴社のエリアマーケティング業務の更なる強化にお役立てください!
「お買い物レシート統計」は、レシートとその利用者の年代情報を加工処理した統計データであり、個人情報は一切含んでおりません。また、個人が特定・推察されないようにするため以下の加工処理を行っています。
1. 集計処理: 年代別、エリア別、店舗別などの集計された情報のみを使用しております。
2. 秘匿処理: 利用者数が少ないエリアや店舗の情報は使用しておりません。
■関連リンク
・mapDISCOVERY 製品ページ
・エリアマーケティング (ビジネスマップ用語集)
・商圏分析 (ビジネスマップ用語集)