今年もようやく花粉シーズンが終わりを告げますね。花粉症歴 10 年以上の筆者は、特に 3 月 18 日の週と桜が満開な 4 月の最初の土日が辛かったです。ちょうどスギのピークとヒノキのピークだったのでしょうか。
個人的な関心もあり、環境省花粉観測システム (愛称: はなこさん) のデータをダウンロードして Insights for ArcGIS で可視化してみました。
弊社のオフィスがある「北海道」「東京都」「愛知県」「大阪府」「福岡県」の 5 つのエリアのうち任意の観測点を 1 つ選び、2 月 1 日 ~ 3 月 31 日分の観測データをダウンロードし、加工したものを利用しています。
「花粉観測システム (愛称: はなこさん) 」 (環境省) をもとに ESRIジャパン株式会社作成
画像もしくはこちらをクリックすると Insights ページが開きますので、ぜひご覧ください。
「日付別花粉飛散量」カードをみると、新宿区の観測所では他のエリアに比べて急激に飛散している日があることがわかりました。「観測所別風向数」カードをみると、5 つのエリアとも北よりの風で花粉が飛散していることが多いですね。北よりの風が強く吹くときに花粉飛散量が急激に増えるのでしょうか。花粉は一体どこから飛んでくるのでしょうね。
任意の条件をクリックすると、カードが連動しますので、気になる項目をクリックしてみてください。また、凡例情報やグラフの説明をご覧になりたい方は、各カードの右上の [凡例] ボタン や [情報] ボタンで表示できます。
最後に、Insights for ArcGIS の特徴をご紹介します。
分析結果が自動的に「モデル」として記録されますので、モデルを共有・再利用することで全国の傾向や昨年の傾向も同じように誰でもすばやく分析することができるのも特徴です。
みなさまも Insights for ArcGIS を利用して、お持ちのデータの傾向を分析して新たな発見をしてみませんか?
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