ArcGIS API for JavaScript の最新バージョン 4.15 およびバージョン 3.32 の国内サポートを開始しました。以下では、バージョン 4.15 の主な新機能・機能拡張をご紹介します。
■バージョン 4.15
フィーチャ レイヤーの編集 (3D)
編集ウィジェットが拡張されました。拡張された編集ウィジェットを使用することで、2D に加えて、3D シーン上に表示されているフィーチャ レイヤーのポイント、ライン、ポリゴン、およびそれらの属性をインタラクティブに編集することができます。
フィーチャ テーブルウィジェット (ベータ版)
フィーチャ テーブルウィジェットは、フィーチャ レイヤーのデータをテーブル形式で表示します。テーブルの行を選択したり、属性に基づいてソートしたり、列 (属性) の表示/非表示を選択することもできます。
現在、フィーチャ テーブルウィジェットはベータ版で、今後のリリースで拡張される予定です。
出典:オープンストリートマップ (OpenStreetMap、OSM) のデータを使用した例です。
添付ファイルの操作
添付ファイルは、編集ウィジェットで編集できるようになりました。フィーチャ レイヤーの添付ファイルが有効になっている場合、添付ファイルの追加、削除、更新が編集ウィジェットで使用できます。
ビルディング シーン レイヤーのフィルター強化
建物の 3D モデルを表示できる BuildingSceneLayer でフィルタリングの機能が拡張されました。建物部分を表示しながら、階層構造を持ったレイヤーのフィーチャを強調表示することができます。
統合メッシュ レイヤーへのフィーチャの配置
IntegratedMeshLayer を基準にしてフィーチャを配置できるようになりました。統合メッシュ上にフィーチャ レイヤーの elevationInfo を設定することでドレープを適用したりできます。
その他
次期バージョンの ArcGIS API for JavaScript 4.16 の開発が進められています。ユーザーからのフィードバック等の目的で、検証用として 4.16 について確認することができます。詳細は、Esri の GitHub(/next) をご参照ください。
その他の機能追加・拡張の詳細については、以下の新機能ページも併せてご覧ください。
・バージョン 4.15 新機能 (ESRIジャパン / 米国 Esri 社)
・バージョン 3.32 新機能 (ESRIジャパン / 米国 Esri 社)
■関連リンク
ESRIジャパン Web サイト:
・ArcGIS API for JavaScript
米国 Esri 社 Web サイト:
・ArcGIS API for JavaScript (バージョン 4.15)
・ArcGIS API for JavaScript (バージョン 3.32)