11/1 (日) 放送の情熱大陸「ハイテク技術を駆使!イノシシ被害に立ち向かう農家たち」で、ESRIジャパンが作製したダッシュボード アプリが紹介されました。
熊本県宇城市三角町の農家ハンター、稲葉さんと宮川さんがイノシシによる農作物被害に立ち向かう様子が取材されました。
弊社として昨年からイノシシの捕獲マップを作成し、ワナの捕獲状況や捕獲できる時期などを可視化し、定量的に把握できるよう GIS (地理情報システム) で支援してきました。
このたび紹介されたダッシュボードは、クラウド GIS である ArcGIS Online のダッシュボード アプリ (ArcGIS Dashboards)で捕獲数の把握や、現地調査アプリ (ArcGIS Survey123) によるリアルタイムの捕獲情報の可視化を行っています。農家ハンターの勉強会でこのマップを使って説明している様子が放送されました。
今後は、イノシシが捕獲された場所を可視化することでワナ設置場所の検討に利用する予定です。
※画像をクリックするとダッシュボードが開きます。
このアプリには、地図画面が 3 種類あります。
・捕獲マップ: リアルタイムの捕獲場所を表します
・オリワナ捕獲数 (時系列): 時系列ごとに捕獲の多い場所が分かるヒートマップ
・3D マップ: 地形の起伏とオリの設置場所が分かる 3D マップ
ESRIジャパンでは鳥獣対策へのソリューションを提案しています。
参考までに以下のリンクをご参照ください。
・鳥獣被害対策テンプレート Ver.1.0 をリリース(ArcGIS Solutions)
・農業の復興に向けた ArcGIS による 有害鳥獣被害の情報公開と対策立案(福島県 南相馬市 経済部 農政課様)