スクロール ページや複数ページなど、柔軟なデザイン構成の Web アプリを構築できる ArcGIS Experience Builder が 2020 年 10 月にアップデートされました。本ブログでは主な新機能や機能強化についてご紹介します。
スクリーン グループ
スクロールページを構成する場合、画面上でスクロール可能なブロックを追加することができるようになりました。
スクリーンページを追加すると、[スクリーングループの挿入] ボタン (画像の赤枠) がデフォルトで表示されます。(※一画面ページには追加できません。) アイコンをクリックし、任意のテンプレートを選択します。
サブスクリプション コンテンツ
サブスクリプション コンテンツを追加できるようになりました。該当するアイテムには、アイコンが表示されます。
テンプレートの追加
また、ArcGIS StoryMaps や ArcGIS Web AppBuilder と類似のテンプレートなど 4 種類のテンプレート ([ダート]、[ポケット]、[クイックナビゲーション]、[視差]) が追加されました。
[リスト] ウィジェット
検索ボックスに検索ワードのヒントを表示できるようになりました。
[テーブル] ウィジェット (ベータ版)
テーブルを追加できるようになりました。関連するマップに [アクション] を設定すると、フィーチャ選択時にハイライトしたり、フィルターをかけたりすることができるようになります。
[調査] ウィジェット
マップで選択したポイント フィーチャの属性とジオメトリを Survey123 の調査票に入力することができましたが、ポリゴンとライン フィーチャ レイヤーでも同様の操作を行うことができるようになりました。
[埋め込み] ウィジェット
定期的に更新されるダッシュボード (ArcGIS Dashboards) などを Experience Builder で埋め込む場合、 [自動更新] オプションをオンにすることで、更新間隔を定義することができます。
[凡例] ウィジェット
凡例のフォントと背景色を設定できるようになりました。
[マップ] ウィジェット
フィーチャの選択時の色を変更できるようになりました。
[メニュー] ウィジェット
メニューで表示される [ページ]、[リンク]、[フォルダー] のアイコン表示が可能になりました。
[ビューのナビゲーション] ウィジェット
間隔、配置、下線、タブのスタイルが設定できるようになりました。
今回のアップデートでは多くの機能の追加や機能が強化されました。その他の新機能についてはヘルプ (英語) をご参照ください。柔軟なレイアウトがさらに可能になった ArcGIS Experience Builder をぜひご活用ください!
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