2 月 16 日にドローン処理製品の 1 つである、ArcGIS Drone2Map 2.3 を国内リリースしました。
本バージョンでは、マップのリンク機能や等高線の出力フォーマットの追加、画像リンク エディターの機能強化が行われています。
カメラ キャリブレーションの有無の確認
キャリブレーションされた画像の確認を、画像ポイントの属性テーブルからできるようになりました。レポートで確認していたカメラ キャリブレーションの結果を画像ポイントから特定し、より正確な成果物の作成に役立てることができます。
マップのリンク機能
2D と 3D のマップを並べて表示するだけでなく、そこにリンク機能が追加されました。[ビューのリンク] ボタンをクリックすると、2D と 3D のマップ間で位置やズーム、方向を同期して表示することができるようになりました。
等高線をシェープファイルとしてエクスポート
等高線を Esri シェープファイル形式でエクスポートできるようになりました。ArcGIS 製品以外のシェープファイルをサポートしているアプリケーションにも共有しやすくなりました。
※このオプションは、プロジェクトの処理実行前に処理オプションにて DSM または DTM の [コンターの作成] のチェックボックスをオンにする必要があります。
画像リンク エディター機能の強化
これまでも地上コントロール ポイントの追加機能には、マップ内における強化やアシスト機能の追加などが行われてきました。今回は、[画像リンク エディター] ウィンドウの画像表示に並べ替え機能が追加されました。追加した GCP からの距離だけでなく、追加されている画像名を使って並べ替えることができます。これで適切な画像をすばやく検索することができます。
Drone2Map のヘルプ ドキュメントも日本語対応しました。
その他のリリース情報についてはヘルプをご覧ください。
昨年リリースした ArcGIS Drone Collections では、ドローン プロジェクトに特化した ArcGIS 製品をパッケージとして提供しています。Drone Collections には、Drone2Map を活用するパッケージもございます。パッケージ内容の詳細については、お問い合わせください。
また、Drone2Map をお試しされたい方は、トライアル版がございますのでぜひお申込みださい。ArcGIS Drone2Map トライアル版
■関連リンク
・ArcGIS Drone2Map 製品ページ
・ドローンと GIS (GIS 基礎解説)