2021 年 9 月 22 日に、クラウド版エリアマーケティング特化型 GIS アプリケーション ArcGIS Business Analyst Web and Mobile Apps の最新バージョン 9.3 がリリースされました。本バージョンでは、ArcGIS Business Analyst Web App (以下「BA Web App」) をメインに新機能が追加されました。
新しいインフォグラフィックス テンプレートの追加
新しい商圏レポート「インフォグラフィックス」で、新しく 2 種類の標準テンプレートを利用できます。インフォグラフィックスの実行時に利用できるほか、BA Web App Advanced をお持ちなら、これらのテンプレートを元に独自のテンプレートを構築することも可能です。
- コミュニティ プロファイル
- 複数エリア比較プロファイル
インフォグラフィックスの閲覧時にテキスト入力が可能に
新しい商圏レポート「インフォグラフィックス」のカスタマイズ機能では、チャートやテーブル、テキストなどの任意のパネルを設定できます。
本バージョンから、テンプレートの構築時にテキスト パネルの編集を有効化することで、インフォグラフィックスの実行後にインフォグラフィックス ビュー内で任意のテキストを入力できるようになりました。
たとえば、集計結果から得た気づきや追加の店舗情報をメモとして追加することができます。
※レポートのカスタマイズには、BA Web App Advanced が必要です。
各種データの更新
メキシコのプレミアム データ (INEGI) が利用可能になりました。最新のメキシコの 2020 年国勢調査や教育・識字率・職業・健康保険加入率などを含む 221 変数を提供します。
また、Michael Bauer Research データに、カンボジアやイランなどの 10 の国と地域が新たに追加されました。
各機能の詳細につきましては、ArcGIS Business Analyst Web and Mobile Apps 新着情報ページをご覧ください。
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